髙橋敏也責任無編集 本ナマ!改造バカ

第3世代Ryzen大人気の今、どのマザーを選ぶのが正解? GIGABYTE製品を改造バカ、KTUが斬る

本ナマ!改造バカ 第56回 2月4日(火)20:00より生放送

マルチコア時代、ハイエンドマザーにもっと注目が集まる?

第3世代Ryzenの登場でCPUのメニーコア化が一気に加速。電力を供給するマザーボード選びはこれまで以上に重要になってきています。今回の配信ではGIGABYTEのマザーボードを例に、各グレードの製品とその特徴を解説します。気になる動作テストも行います。写真はGIGABYTEのハイエンドX570マザーボードX570 AORUS XTREME。実売価格は8万円を超えます。

 2020年になっても第3世代Ryzenの人気はとどまることがありません。16コアのRyzen 9 3950Xに代表されるハイエンド製品だけでなく、6コアのRyzen 5 3600などのミドルレンジクラスでも市場を席巻しています。

 対応マザーボードも増え、X570チップセットを搭載した5万円超の高級モデルからB450チップセットを搭載した1万円以下のローエンドモデルまで幅広い選択肢が用意されています。今回はゲストに日本ギガバイトの渡辺技師をお招きし、GIGABYTE製品を例に第3世代Ryzen対応マザーボード選びのポイント、ハイエンドモデルとローエンドモデルの違いなどについて、“改造バカ”高橋敏也氏と“KTU”加藤勝明氏が語ります。

こちらは実売価格1万円ほどのGIGABYTE B450 AORUS ELITE。こちらもしっかりRyzen 9 3950Xに対応。定格であれば問題なく動作します。

 さて、やはり気になるのはマザーボードのグレードの違いはどこにあるのか、という点。分かりやすいところではオンボードの拡張機能や拡張ポートの数、大型M.2ヒートシンク、高音質オーディオ回路などが挙げられます。よく見かけるアピールポイントとしては、“強力な電源回路”がありますが、これに疑問を感じる方はいないでしょうか? ローエンドマザーでも3950Xに正式対応しているものがある、つまり問題なく稼働するのに、ハイエンドマザーボードのリッチな電源回路って意味があるのでしょうか? CPUを定格外で動かすオーバークロックを見越しての仕様であれば理解できますが、定格動作狙いなら意味がないのでは……という考えが頭をよぎります。

 実は、DOS/V POWER REPORTが行ったテストで定格動作においてもマザーボードの電源回路によって性能差が現れることを確認しています。どんな局面かと言えば、多コアCPU使用時のブーストクロックの安定性です。電源回路がしっかりとしているもののほうが高いブーストクロックを維持しやすい傾向にあります。今回の放送では、このブーストクロックの維持という点にも注目し、実機デモや日本ギガバイト渡辺技師への質問を交えてお届けする予定です。

“改造バカ”高橋敏也氏と“KTU”加藤勝明氏の二人がホットなRyzen対応マザーボード選びをナビゲート。メニーコアCPUに負けず劣らず発熱する二人のトークにご期待ください
【高橋敏也責任無編集 本ナマ!改造バカ 第56回(出演:日本ギガバイト 渡辺隆之氏、高橋敏也氏、加藤勝明氏)】