夏のイチオシ!PCパーツ特集
「ASUS」が推すド定番Z590マザーは完成度高し!迫力の3.5インチ液晶搭載簡易水冷も
おなじみ“ROG”ファミリーからハイエンドケースファンにも注目
2021年6月21日 00:00
ASUSTeK Computerと言えば自作PCユーザーにはすっかりおなじみのメーカーだ。とくにハイエンドのマザーボードやビデオカードの分野では「ROG」の名を冠するシリーズがASUSTeKのフラグシップブランドとして強い存在感を放ち、多くのユーザーの間に定着している。今回はそんなROGシリーズのラインナップとして発表された最新製品の中から、ネットワーク機能を強化したゲーミングマザーボード、冷却ファンのハイエンドモデル、フラグシップ水冷クーラーの3製品を紹介する。
ゲーマー向けにネットワーク機能を強化した「ROG STRIX Z590-F GAMING WIFI」
マザーボードのROG STRIXシリーズはスタンダードゲーミングにモデルと位置付けられる製品群だ。今回そこに新しく追加された「ROG STRIX Z590-F GAMING WIFI」は、14+2フェーズの電源回路にDIGI+ VRMを搭載。OC機能が充実したメモリまわりや、4基のM.2スロットに加えThunderbolt拡張カード用ピンヘッダなども備える拡張性など、マザーボードの基本機能が充実しているのはもちろんのこと、周辺機能にも力が入れられている。
中でもネットワークコントローラにIntel Intel I225-VとWi-Fi 6E AX210を採用し、有線/無線ともに高速な通信を実現しているのは大きなポイントだ。拡張スロットはPCI Express 4.0×2、PCI Express 3.0×1という構成。実売価格は35,000円前後。
ROGブランドに冷却ファンが登場「ROG STRIX XF120」
「ROG STRIX XF120」は、ROGのブランドを冠するハイエンド仕様のケースファン。250~1,800rpmというワイドPWM仕様で動作し、消費電流はわずか0.09Aという省電力を実現している。ASUSTeKマザーおなじみのファン制御ユーティリティ「Fan Xpert」シリーズとの組み合わせで、エアフロ―の強化や静音化に力を発揮するだろう。
また、磁気浮上ベアリングの採用により、公称40万時間という長寿命(保証期間は5年)をうたっているのも大きな特長だ。ファンブレードの形状や制振パッド/マウントの採用により振動や騒音の低減を図っていると言う。実売価格は5,000円前後。
3.5型液晶搭載の高性能水冷クーラー「ROG RYUJIN II 360/240」
また、ASUSTeKが送り出す水冷CPUクーラーのフラグシップモデル「ROG RYUJIN II」シリーズが間もなく登場する。ラインナップは、12cm角ファンを3基搭載するROG RYUJIN II 360と2基搭載するROG RYUJIN II 240の2製品。一番の特徴は水冷ヘッド部に搭載されている3.5型液晶ディスプレイで、CPU温度などの情報をリアルタイムで表示することができる。ラジエータサイズ/ファン数以外の仕様はほぼ共通。
また、水冷ヘッド部分にも空冷ファンも搭載されており、これによりVRMなどのCPU周辺部まで冷却が可能となっている。ポンプの回転数は840~2,800rpm、ファンの回転数は450~2,000rpmで、保証期間は6年となっている。
[制作協力:ASUS JAPAN]