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メガドライブをRGB21ピン出力対応に、こだわりの変換ケーブルが登場

 メガドライブをRGB21ピン出力対応化できる変換ケーブル「SEGA ALL IN ONE CABLE Comverter(CLPC-RGBCAMD)」がクラッシックPC救済委員会から発売された。

 店頭価格は税込9,800円。販売店は三月兎1号店

各種回路やフィルターを狭いソケット内に実装、こだわりのメガドライブ用RGB21ピン出力ケーブル

 この製品は、メガドライブをRGB21ピン出力対応にできる変換ケーブル。

 ショップによると、「メガドライブは信号出力が低く、ノイズも多いため、普通に変換しただけでは使用できない」という。このため、メガドライブ向けのRGB21ピン出力化製品は、ケーブルの間に箱形のアンプユニットなどを介したものが多いとのことだが、今回発売されたモデルは、コネクタ部分にアンプ回路など各種回路などを内蔵することで見た目は単純なケーブルというスマートなものになっている。

 製品サイトには制作者のコメントが寄せられており、「RGB21ピンソケットの中に基板を仕込み、映像終端回路+アンプ回路+CSyncを作り直す生成回路+ついでに音源フィルター、を内蔵してみました。ファイナルアンサーかな?的な仕上がりになっていると思います」とされている。

 接続可能な機器としては、RGB21ピン対応ディスプレや、電波新聞社のアップスキャンコンバータ「FRAMEMEISTER」などがあげられている。

 ケーブルの構造は、メガドライブに接続する側がDIN8PIN×1 + ステレオイヤホンジャック×1、出力側がRGB21ピン×1、ケーブル長は2m。本体カラーは黒。

 三月兎1号店の店頭ではメガドライブの実機を使用したデモが行われている。

[撮影協力:三月兎1号店]