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リード5,000MB/sの超高速SSD「Intel DC P3608」が受注販売

4TBは実売108万円

 リード速度5,000MB/sや高い耐久性を謳うIntel製NVMe SSD「DC P3608」シリーズが登場、オリオスペックが受注販売を開始した。形状はAIC HHHL(PCIeカードタイプ)。

 容量は1.6TB、3.2TB、4TBの3種類で、価格(以下、税込表記)は順に448,200円、894,240円、1,080,000円。納期は約3週間後としている。

PCIe 3.0 x8対応のデータセンター向けSSD、4TBモデルの総書き込み容量は21.9PBW

 DC P3608は同社のデータセンター向けSSDの新モデル。インターフェイスはPCIe 3.0 x8。フォームファクタは拡張カード型のAIC HHHLのみで、既存のDC P3600シリーズなどにあった2.5インチ型は用意されていない。

 フラッシュメモリは、高い耐久性を実現したという20nm HET(High-Endurance Technology) MLC NANDが採用。ドライブ全体に1日あたり3回書き込んだ場合で5年間使用できるといい、総書き込み容量については4TBモデルで21.9PBW(Peta Bytes Written)とされている。

 公称のパフォーマンスは以下の通り。

 1.6TBモデルはシーケンシャルリード5,000MB/s、ライト2,000MB/s、ランダム4KBリード850,000IOPS、ライト150,000IOPS。

 3.2TBモデルはシーケンシャルリード4,500MB/s、ライト2,600MB/s、ランダム4KBリード850,000IOPS、ライト80,000IOPS。

 4TBモデルはシーケンシャルリード5,000MB/s、ライト3,000MB/s、ランダム4KBリード850,000IOPS、ライト50,000IOPS。

[撮影協力:オリオスペック]