SAPPHIREオリジナルのRadeon RX 480がイベントで公開、月末発売予定

　ツクモパソコン本店で開催されたイベント「AMD×SAPPHIRE Radeon RX 480イベント」で、SAPPHIRE製Radeon RX 480のオリジナルデザインモデルが公開された。

　詳細なスペックなどは明かされなかったが、代理店アスクによると「リファレンスモデルから10%ほどオーバークロックしたモデルになると聞いている」、「発売は月末を予定しているが、8月初旬になる可能性もある」という。

近日登場予定のSAPPHIREオリジナルデザインのRadeon RX 480

ファンは取り外し可能

出力端子

本体側面

UEFI対応BIOSとレガシー環境向けのBIOSをスイッチで切り替えることが可能

LEDの発光パターンを切り替えられるスイッチ、照明はOFFにすることも可能

本体側面(内側)

電源コネクタは背面側に搭載されている

基板背面、バックプレートを装着

　このモデルは、同社OCビデオカード「NITRO」シリーズに属するRadeon RX 480搭載ビデオカード。クーラーはデュアルファンの2スロット占有タイプで、クーラーの掃除がしやすいようにファンが取り外し可能な珍しい構造を採用している。なお、ファンは水洗いなどには対応していないとのこと。

　基板上にUEFI対応BIOSとレガシー環境向けのBIOSを切り替え可能なスイッチや、LEDイルミネーションのパターンを切り替えられるボタンなどを備える点も特徴となっている。

　価格に関しては、「価格は頑張るのでご期待していただければ、それ以上は今はまだ話せません」と、具体的な予価は明かされなかった。

下位にあたるRadeon RX 470/460の登場時期は大きな花火大会が行われるあたり？

Radeon Pro Duoの解説も

情報がアップデートされた際はまたイベントを行う予定とのこと

　イベントではこのほかに、「Radeon RX 470/460の発売日は8月になる、おそらく花火大会が開催される頃」といった話や、「Fiji」コアを2基搭載したVR開発向けのハイエンドカード「Radeon Pro Duo」の解説なども行われた。

[撮影協力:ツクモパソコン本店]