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メモリ3GBの廉価版GeForce GTX 1060が登場、実売28,000円から
2016年8月19日 20:25
初出日時 8/18 22:00
メモリ容量が3GBの廉価版GTX 1060が登場、GIGABYTE製カードとPalit製カードが19日(金)に発売された。ただし、6GB版よりCUDAコアも少ない点には要注意。
店頭価格は税込28,080~31,300円前後。販売ショップはドスパラパーツ館、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店、パソコンショップ アーク。
GeForce GTX 1060の廉価版、CUDAコア数が1,280→1,152と減少
GeForce GTX 10シリーズの下位モデルであるGeForce GTX 1060については、容量6GBのGDDR5メモリを共に搭載したビデオカードが先月発売されたが、今回登場したのは、そのメモリ容量が3GBへとカットされた廉価版製品。
6GB版と3GB版の仕様を比較すると、メモリ容量の他にCUDAコア数が1,280→1,152と減少。それ以外のコアクロックやメモリインターフェイスなどの仕様は6GB版と同じだ。
上記以外の主な仕様は、コアクロックがベース1,506MHz、ブースト1,708MHz、メモリインターフェイスが192bit、メモリクロックが8,000MHz(GDDR5)、メモリバンド幅が192GB/s、カード消費電力が120W、外部電源端子が6ピン×1。
GIGABYTE製カードの「GV-N1060G1 GAMING-3GD」は、高性能を謳うデュアルファンの独自クーラー「WINDFORCE 2X」の採用と、オーバークロック仕様が特徴。
コアクロックは、「OC mode」時がベース1,620MHz、ブースト1,847MHz、「Gaming mode」時がベース1,594MHz、ブースト1,809MHz。映像端子はDisplayPort×3、HDMI×1、DVI-D×1。
Palit製カードの「NE51060015F9-1061D」は、コアクロックは標準仕様だが、価格はGIGABYTE製品より安く、同社も「ベストなコストパフォーマンスを提供する」と低価格をアピールしている。
カードは独自デザインで、デュアルファンのクーラーと、ハニカムタイプのブラケットが装備。映像端子はDisplayPort×3、HDMI×1、DVI-D×1。
これらのほか、独自クーラー「TWIN FROZR VI」を採用したMSIの「GeForce GTX 1060 GAMING X 3G」、シングルファンでコンパクトサイズを実現したZOTACの「GeForce GTX 1060 Mini 3GB」、想定売価が税抜き25,980前後と安価な玄人志向の「GF-GTX1060-3GB/OC/DF」といった製品が近日発売される予定。
[撮影協力:ドスパラパーツ館とパソコン工房 秋葉原BUYMORE店]