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3D NANDを採用したサーバー向けNVMe SSDの450GBが登場、Intel製

安価なNVMe M.2 SSD「600p」のエンタープライズ向けモデルも発売

(10/22 20:20更新)SSD Pro 6000Pの256GBと512GBを追記。
初出日時 10/19 20:05

 3D NANDを採用したIntelのサーバー/データセンター向けNVMe SSDの最新モデル「DC P3520」の450GBモデル「SSDPE2MX450G701」が発売された。形状は2.5インチタイプで、店頭価格は税込37,800円。

 販売ショップはオリオスペック

IntelとMicronが共同開発した3D NANDフラッシュ採用のSSD

 SSDPE2MX450G701はIntelのNVMe SSD「DC P3520」シリーズに属する2.5インチタイプの450GBモデル。450GBは拡張カードタイプでの提供予定がないため、本製品がシリーズ中唯一のモデルとなる。

 他モデルと同様にIntelとMicronが共同開発した"業界最高密度"をうたう3D NANDフラッシュメモリを採用しているのが特徴で、低コストながら高い性能と信頼性を実現しているという。

 PCとの接続インターフェースはU.2(SFF-8639コネクタ)で、PCI Express 3.0 x4レーン対応。公称スペックは、シーケンシャルリード1,200MB/s、ライト600MB/s、ランダム4Kリード145,000IOPS、ライト19,000IOPS。

 接続ケーブルは付属していない。

最安クラスのIntel製NVMe SSDにエンタープライズ向け製品「SSD Pro 6000P」が登場

 TLC NANDを採用した安価なIntel製NVMe M.2 SSDに、エンタープライズ向けの「SSD Pro 6000P」シリーズが登場した。発売されたのは256GBモデル「SSDPEKKF256G7X1」と、512GBモデル「SSDPEKKF512G7X1 SSD」の2製品。

 どちらも接続インターフェース、転送速度などは先月発売された「SSD 600p」と同じだが、リモートでのSecure Eraseや、省電力化を図る機能などが搭載されているという。

 販売ショップはこちらもオリオスペックで、店頭価格は256GBモデルが税込14,800円、512GBモデルが税込25,800円となっている。

[撮影協力:オリオスペック]