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Intelの省電力SoC「Apollo Lake」搭載マザーが初登場、ASRockから2製品
2016年10月21日 11:00
Braswellの後継SoC「Apollo Lake」を搭載したマザーボードが登場、デスクトップ版Pentium、Celeronを搭載したASRockのMini-ITXマザー「J4205-ITX」「J3455-ITX」が発売された。
店頭価格は順に税込15,640円前後、税込11,860円前後。販売ショップはツクモパソコン本店、ツクモeX.パソコン館、ドスパラパーツ館、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店、パソコンショップ アーク。
Braswellの後継SoC、デスクトップ向けのPentium J4205やCeleron J3455を搭載
Apollo LakeはBraswellの後継となる省電力SoC。Braswellとの比較では、DDR4メモリに新たに対応した点や、上位GPUのIntel HD Graphics 500シリーズを内蔵した点が主な特徴だ。
メモリについては、DDR4だけでなくDDR3にも対応している。ただし、今回発売されたマザーではDDR3対応のSO-DIMMスロットが採用されており、DDR4には対応していない。
ラインナップは、TDP 10Wのデスクトップ版と、TDP 6W・SDP 4Wのモバイル版の2つに大別され、それぞれに上位のPentiumと下位のCeleronの2ブランドが用意されている。キャッシュ容量は全モデル2MB。
デスクトップ版のラインナップは、Pentium J4205(4コア/4スレッド、ベース1.5GHz/バースト2.6GHz)、Celeron J3455(4コア/4スレッド、ベース1.5GHz/バースト2.3GHz)、Celeron J3355(2コア/2スレッド、ベース2GHz/バースト2.5GHz)の3モデル。
モバイル版のラインナップは、Pentium N4200(4コア/4スレッド、ベース1.1GHz/バースト2.5GHz)、Celeron N3450(4コア/4スレッド、ベース1.1GHz/バースト2.2GHz)、Celeron N3350(2コア/2スレッド、ベース1.1GHz/バースト2.4GHz)の3モデル。
今回のマザーは、いずれもデスクトップ版CPUを採用したもので、J4205-ITXではPentium J4205が、J3455-ITXではCeleron J3455が搭載。冷却システムはファンレスで、基板の中央には大型のヒートシンクが装着されている。
CPU以外の使用は共通。スロット数はPCIe 2.0 x1×1、DDR3/DDR3L SO-DIMM×2(最大16GB)。主な搭載機能・インターフェイスはHDMI、DVI-D、VGA、Gigabit Ethernet(Realtek RTL8111GR)、6Gbps SATA(4基)、M.2(Key E、Type 2230)、USB 3.0/2.0、7.1チャンネルサウンド。
[撮影協力:ドスパラパーツ館とツクモパソコン本店とパソコン工房 秋葉原BUYMORE店]