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ASUSがさらに壊れにくくなった新型高耐久ビデオカードをイベントで公開
医療機器メーカーが作る本気のゲーミンググラスもアピール
2016年11月17日 12:00
11月12日(土)にASUSのビデオカードとゲーミンググラス「G-SQUARE」の解説イベント「ASUS×G-SQUARE合同最新デバイスアップデートセミナー」がツクモeX.パソコン館で開催された。
当日は、発売前の高耐久設計ビデオカードの解説や、ゲーミンググラス「G-SQUARE」の特徴が紹介され、各セッションの後にはじゃんけん大会なども実施。
また、会場には展示機やデモ機が用意されており、来場者が自由に触れられるようになっていた。
基板にホコリが付かない?新構造クーラーの高耐久GeForce GTX 1050が登場
ASUSのセッションでは新型の高耐久ビデオカード「PH-GTX1050TI-4G」が紹介された。
「PH-GTX1050TI-4G」はGeForce GTX 1050 Ti搭載カードで、同社の高耐久カードPHOENIXシリーズの最新モデル。デュアルボールベアリング防塵ファンや同社がSuper Alloy Power IIと呼ぶ長寿命パーツを採用し、自動製造による人的エラーの無い基板を使用している。
クーラーの下部にはシートが備え付けられており、ファンの風が直接基板にあたらない構造になっている。このシートを搭載することで基板や実装パーツに埃が吹き付けられることを防ぐことができ、長期運用時に埃が要因となる故障のリスクを低減できるという。なお、シートを装着することで冷却性能が大きく落ちるようなことはないとのこと。
このほか、日本向けにデザインされたSTRIX-GTX1060-DC2O6Gや、デュアルアンテナタイプで遅延がほぼ無いゲーミングワイヤレスヘッドセット「ROG STRIX WIRELESS」などの紹介も行われた。
医療機器メーカーが本気で作るゲーミンググラス、ゲーマー必須アイテムを目指す
ニデックのセッションでは同社が手掛けるゲーミンググラス「G-SQUARE」を解説。ゲームに勝つため、目の負担を軽減するため、ゲームをする際に一般的に使われるものにしていきたいと語られた。
ニデックは眼科などで使用する医療機器や、メガネのレンズやレンズの製造装置なども手掛ける業界最大手のメーカー。ブルーライトカットのメガネというと黄色いレンズを想像するが、同社は好みの色のブルーライトカットレンズを製造することが可能で、無色に近いものからグラデーションカラーまで様々なモデルが製造できるという。
今回紹介されたG-SQUAREは、プロゲームチームの「DetonetioN Gaming」と共同開発されたもの。League of Legendsには赤系、大乱闘スマッシュブラザーズには黄色系、FPS全般には灰色系と、実際にプロゲーマーが使用した際に負担が少ないと感じたり、扱いやすいと感じた色が推奨モデルとして紹介されている。
また、フレームはヘッドセットを使った際に痛くならないことを意識してデザインされており、このあたりもゲーム用途を意識したものになっている。
今回紹介されたモデルは、ブルーライトを20%ほどカット可能とされており、無色に近いモデルはゲーム以外の用途にも扱いやすいと紹介されていた。
[撮影協力:ツクモeX.パソコン館]