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CRYORIGのRGB LED搭載CPUクーラーがイベントで公開、3月発売予定

ASUS、CRYORIG、Samsungが合同で製品解説イベントを実施

 ASUS、CRYORIG、Samsungの3社合同で実施された製品解説イベント「新生活応援DIY PCのオススメ製品徹底解説」が28日(土)にソフマップ 秋葉原 リユース総合館で開催された。

 メーカーや代理店が現在販売中の新モデルの特徴や機能などを解説。その中でCRYORIGは今後発売予定のRGB LED搭載CPUクーラー「H7 Quad Lumi」の実機デモを実施。発光パターンや色合いなどを実際に確認することができた。

RGB LED搭載CPUクーラー「H7 Quad Lumi」の動作デモを実施、発売は3月予定

 「H7 Quad Lumi」はRGB LEDを搭載したCPUクーラー。パッケージに記載されているスペックは、対応CPUソケットがLGA2011-v3/115x、Socket FM2+/AM3+。TDPは160W対応。本体サイズは98×123×145mmで、総重量は585g。PWM対応で回転数330~1,600rpmの12cmファンを採用。

 イルミネーション機能はNZXTのPC環境管理ソフト「NZXT CAM」から変更可能で、発光色やイルミネーションパターンなどを細かく変更可能。搭載ファンはイルミネーションコントロールには非対応だが、白色LEDが搭載されている。また、天板の塗装にもこだわったとのことで、イルミネーションがより映えるものになっているという。

 H7 Quad Lumiは昨年のComputex 2016で発売が予告されていたが、代理店のディラックによると今年に入り製品版に近いサンプルが完成したとのこと。3月中の発売を目指して最終的な調整を行っているそうだ。

 CRYORIGのセッションでは、このH7 Quad Lumiのほか、既存のCPUクーラーのラインナップや同社独自の設計のポイントなどが解説されたほか、今後登場予定のMini-ITXケース「TAKU」や「OLA」なども簡単に紹介された。

ASUSは強化されたイルミネーション機能「Aura Sync」を紹介、Samsungは3GB/sオーバーの高速M.2 SSD 960 PRO/EVOをアピール

 ASUSのセッションでは、Intel 200シリーズ搭載マザーボードのラインナップや特徴を解説。ケースや周辺機器などのイルミネーションもコントロール可能な「Aura Sync」や、強化されたファンコントローラー機能なども紹介された。

 また、「Aura Sync」のデモ機も用意されており、Aura Sync対応のPCケース「IN WIN 805 Infinity」を使い、実際の動作などを確認できた。

 Samsungはセッションは代理店のITGマーケティングが行い、同社の高速M.2 SSD「960 PRO/EVO」シリーズをアピール。3GB/sを超える高速性を紹介し、M.2 SSDのサポートが標準的となったIntel 200シリーズ搭載マザーボードとの相性の良さも解説。また、M.2 SSDは発熱が問題となっているが、同社のモデルは基板裏面側に放熱性を高める層を設けた設計である点もアピールしていた。

 Samsung製のSSDは品薄が目立つ状態になっているが、代理店によると「現在世界的にSSDは品薄となっているが、なるべく安定した供給が行えるよう現在努力している」とのことだ。

[撮影協力:ソフマップ 秋葉原 リユース総合館]