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長さ175mmのショート基板を採用したGeForce GTX 1070/1060、MSI製

セミ外排気機構やファン停止機能を装備、計3製品が発売

GeForce GTX 1070 AERO ITX 8G OC

 ショート基板を採用したOCタイプのGeForce GTX 1070/1060カードがMSIから発売された。「セミ外排気機構」や、低温度時にファンを停止する機能も備える。

 ラインナップは3モデルで、GTX 1070/GDDR5 8GBを搭載した「GeForce GTX 1070 AERO ITX 8G OC」、GTX 1060/GDDR5 6GBの「GeForce GTX 1060 AERO ITX 6G OC」、GTX 1060/GDDR5 3GBの「GeForce GTX 1060 AERO ITX 3G OC」。

 店頭価格(以下、税込表記)は順に57,000円前後、35,500円前後、28,600円前後。販売ショップは、ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館ドスパラパーツ館パソコン工房 秋葉原BUYMORE店ソフマップ 秋葉原 本館パソコンショップ アーク

長さ175mmのショート基板を採用、GPUの熱はブラケットの通風口からも排出

GeForce GTX 1070 AERO ITX 8G OC
GeForce GTX 1070 AERO ITX 8G OC
GeForce GTX 1060 AERO ITX 3G OC
GeForce GTX 1070モデルの構造
GeForce GTX 1060モデルの構造

 これらは、小型基板にGeForce GTX 10シリーズのGPUを搭載したビデオカード。カード長が175mmと一般的な製品よりも短く、小型のMini-ITXケースにも内蔵できるのがメリットだ。

 冷却システムには、2種類のブレードを組み合わせることで十分な風量を確保したという、同社独自のトルクスファンが採用。GPUの熱は、ブラケットに設けられた通風口からも排出される仕組みで、同社は「セミ外排気機構」と謳っている。

 また、GPU温度が50℃以下の時に、自動的にファンを停止する「Zero Frozr」機能も搭載し、静粛性に配慮したとしている。

 カードサイズはGTX 1070モデルが175×129×37mm、GTX 1060モデルが175×115×38mm。

 GPUはオーバークロック済みで、クロックはGTX 1070モデルがベース1,531MHz、ブースト1,721MHz、GTX 1060モデルがベース1,544MHz、ブースト1,759MHz。メモリクロックは8,008MHz。

 映像端子はDisplayPort 1.4×2、HDMI 2.0b×2、DVI-D×1。外部電源コネクタはGTX 1070モデルが8ピン×1、GTX 1060モデルが6ピン×1。

[撮影協力:ドスパラパーツ館ツクモeX.パソコン館パソコン工房 秋葉原BUYMORE店パソコンショップ アーク]