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長さ175mmのショート基板を採用したGeForce GTX 1070/1060、MSI製
セミ外排気機構やファン停止機能を装備、計3製品が発売
2017年4月8日 12:05
ショート基板を採用したOCタイプのGeForce GTX 1070/1060カードがMSIから発売された。「セミ外排気機構」や、低温度時にファンを停止する機能も備える。
ラインナップは3モデルで、GTX 1070/GDDR5 8GBを搭載した「GeForce GTX 1070 AERO ITX 8G OC」、GTX 1060/GDDR5 6GBの「GeForce GTX 1060 AERO ITX 6G OC」、GTX 1060/GDDR5 3GBの「GeForce GTX 1060 AERO ITX 3G OC」。
店頭価格(以下、税込表記)は順に57,000円前後、35,500円前後、28,600円前後。販売ショップは、ツクモパソコン本店、ツクモeX.パソコン館、ドスパラパーツ館、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店、ソフマップ 秋葉原 本館、パソコンショップ アーク。
長さ175mmのショート基板を採用、GPUの熱はブラケットの通風口からも排出
これらは、小型基板にGeForce GTX 10シリーズのGPUを搭載したビデオカード。カード長が175mmと一般的な製品よりも短く、小型のMini-ITXケースにも内蔵できるのがメリットだ。
冷却システムには、2種類のブレードを組み合わせることで十分な風量を確保したという、同社独自のトルクスファンが採用。GPUの熱は、ブラケットに設けられた通風口からも排出される仕組みで、同社は「セミ外排気機構」と謳っている。
また、GPU温度が50℃以下の時に、自動的にファンを停止する「Zero Frozr」機能も搭載し、静粛性に配慮したとしている。
カードサイズはGTX 1070モデルが175×129×37mm、GTX 1060モデルが175×115×38mm。
GPUはオーバークロック済みで、クロックはGTX 1070モデルがベース1,531MHz、ブースト1,721MHz、GTX 1060モデルがベース1,544MHz、ブースト1,759MHz。メモリクロックは8,008MHz。
映像端子はDisplayPort 1.4×2、HDMI 2.0b×2、DVI-D×1。外部電源コネクタはGTX 1070モデルが8ピン×1、GTX 1060モデルが6ピン×1。