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メモリ8GBのハイスペックスマホ「ZenFone AR」の体験会が開催、ツクモ

GoogleのAR「Tango」とVR「Daydream」に対応

※(4/29 20:57)先行体験会時の写真を追加。

 今夏発売予定のASUSのTango&Daydream対応スマートフォン「ZenFone AR(ZS571KL)」の先行体験会が、ツクモDOS/Vパソコン館で実施中のイベント「ASUSゴールデンウィーク祭」で行われている。期間は30日(日)まで。

 イベントでは、体験会のほかにASUS製品購入者向けの抽選会なども実施予定。

GoogleのAR技術「Tango」とVRプラットフォーム「Daydream」の両方に対応

デモ中の様子
スマートフォン上の画面がどうなっているのかは液晶ディスプレイに出力し見える状態になっていた

 ZenFone ARは、5.7インチのSuper AMOLEDディスプレイ(2,560×1,440ドット)や、4コアプロセッサのSnapdragon 821(2.35GHz)、Android 7.0を搭載するスマートフォン。メモリ/ストレージ容量が8GB/128GBの「ZS571KL-BK128S8」と、6GB/64GBの「ZS571KL-BK64S6」の2モデルが用意される。

 GoogleのAR技術「Tango」と、VRプラットフォーム「Daydream」の両方に対応するのが特徴。Tango対応スマートフォンとしてはLenovoの「Phab 2 Pro」(国内未発売)が、Daydream対応スマートフォンとしてはHuaweiの「Mate 9 Pro」(海外版が3月に店頭販売)などがあるが、両方に対応するスマートフォンは世界初という。

 なお、Daydreamで使用するGoogle製VRゴーグル「Daydream View」も、昨年12月に一部のショップで海外版が販売されたものの、入手は困難な状態だ。

 ZenFone ARは、大容量の8GBメモリ、128GBストレージを搭載するというスペックの高さも特徴。特に、メモリ8GBのスマートフォンは世界初としている。

 このほか、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.2、アウトカメラ(2,300万画素)、インカメラ(800万画素)、指紋センサー、GPSなどが搭載。アウトカメラには、モーショントラッキングカメラ、深度カメラ、メインカメラの3つで構成される「TriCam」システムを採用する。

 本体サイズ(約)は158.98×77.7×8.95mm(最大部)。質量は約170g。 バッテリー容量は3,300mAh。SIMカードスロットはnanoサイズが2基で、両方がLTE、W-CDMA、GSMに対応する。

[撮影協力:ツクモDOS/Vパソコン館]