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監視システム向けHDD「WD Purple」の10TBが発売、ヘリウム充填モデル

最大64台までのHDカメラをサポート

 Western Digitalの監視システム向けHDD「WD Purple」の10TBモデル「WD100PURZ」が発売された。ヘリウム技術「HelioSeal」が採用されている。

 店頭価格は税込59,800円。販売ショップはドスパラパーツ館

高解像度カメラを用いる監視システムに向け、64台までのHDカメラをサポート

 WD100PURZは容量10TBの6Gbps SATA対応3.5インチHDD。WD Purpleシリーズにおいて、現時点の最大容量モデルとなる。

 WD Purpleは、高解像度カメラを用いる監視システムに向けて設計したというHDDで、映像のフレーム損失を防ぐという「AllFrame」技術などが搭載。64台までのHDカメラをサポートするほか、年間最大180TBのワークロードに耐えるという高負荷対応が特徴だ。

 今回の10TBモデルでは、2016年4月に登場した8TBモデル「WD80PUZX」と同様に、HDDにヘリウムを充填する技術「HelioSeal」が採用。HelioSealにより、より大きな容量と低い消費電力を実現したとしている。

 主なスペックは、パフォーマンスクラスが5400RPM、ホスト-ドライブ間転送速度が210MB/s、キャッシュ容量が256MB、動作音量がアイドル時20dB、シーク時平均29dB、本体サイズ(最大部)が高さ26.1×奥行き147×幅101.6mm、重量が0.65kg。製品の保証期間は3年間。

[撮影協力:ドスパラパーツ館]

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