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CPU向け水冷クーラーをビデオカードに装着、NZXTの「Kraken G12」が発売

Corsairなど他社の水冷クーラーも利用可能

 CPU向けの簡易水冷クーラーをビデオカードに取り付けられるようにするマウンタの新モデルが登場、NZXTの「Kraken G12」が発売された。

 ラインナップはブラック(KRAKEN G12-BK)とホワイト(KRAKEN G12-WH)の2色で、店頭価格はどちらも税込4,298円。

 販売ショップはツクモeX.パソコン館ツクモパソコン本店

NVIDIAやAMD製GPUの多くに対応、他社製水冷クーラーの取り付けも可能

写真はホワイトモデル
装着例(マウント以外は別売り)

 Kraken G12は、ビデオカードに簡易水冷クーラーを取り付け、冷却性能を強化できるマウンタ。2014年1月に一部の店舗で限定的に販売された「Kraken G10」の後継モデルで、金具の見直しでより簡単に取り付けられるようになったという。同社では、簡易水冷クーラー「Kraken X」シリーズと組み合わせた場合、GPUの冷却効率がノーマル状態よりも最大40%向上するとアピールしている。

 また、装着可能な簡易水冷クーラーの選択肢が幅広い点も特徴で、同社のKraken Xシリーズだけではなく、Antec、Corsair、Thermaltake、Zalman Techといった他社が販売している30種類以上の水冷クーラーにも対応している。対応モデルの詳細については製品情報を参照のこと。

 対応GPUは、GeForce GTX TITAN X/1080/1070/1060、Radeon RX480/470などで、リファレンスモデルだけでは無く、各社オリジナルデザインのビデオカードにも対応している。

 本体サイズは201×32×113mmで、重量は282g。マウントには簡易水冷クーラー取り付け用ホールのほか、ビデオカード上のVRMなどを冷却する92mmファン(3ピン、回転速度1,500rpm)が搭載されている。

 なお、クーラーの交換はユーザーによる改造となるため、ビデオカードの保証が受けられなくなることや、本製品取り付けの際の破損などは保証対象外となる点には注意が必要。

[撮影協力:ツクモパソコン本店]