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Creators Update適用済みのDSP版Windows 10が店頭販売中

プロダクトキーのスクラッチを削る際には引き続き注意が必要

 Windows 10の大規模アップデート「Creators Update」が適用されているというDSP版Windows 10が、複数のショップに入荷している。

 参考価格はHomeが税込14,980円前後、Proが税込20,980円前後(いずれもPCパーツとセット購入した際の価格)。

クリエイター向け機能が追加されたWindows 10 Creators Update3D対応のペイントソフト「Paint 3D」などが追加

プロダクトキーのスクラッチを削る際には注意が必要

 Creators Updateは、その名称の通りクリエイター向けの機能が主に追加されたWindows 10の大規模アップデート。

 追加された主な機能は、3Dに対応するペイントソフト「Paint 3D」が標準搭載されている点、複合現実(Mixed Reality:MR)デバイスがサポートされている点、ライブストリーミングサービス「Beam」が統合されている点など。

 従来バージョンとの見分け方については、パッケージに書かれた「1703」というバージョン情報で確認できる。

 ちなみに、現在のDSP版Windows 10のプロダクトキーはスクラッチで保護されており、強く削りすぎてプロダクトキーが読めなくなったという事例が2016年末頃から増加している。また、今年2月には一部のショップが有料でスクラッチを削るサービスを始めるなどの動きもあった。

 ショップによると、今回のCreators Update適用済みバージョンでも引き続きスクラッチによるプロダクトキーの保護が行われているため、削る際には注意が必要となる。

[撮影協力:パソコン工房 秋葉原BUYMORE店テクノハウス東映オリオスペック]