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AMDの新CPU「EPYC 7000」を搭載したサーバーが受注開始

合計4TBのメモリをサポートするモデルもあり、Supermicro製

 AMDの新たなサーバー向けCPU「EPYC 7000」ファミリを搭載したSupermicro製システムの受注販売がツクモパソコン本店でスタートした。

 同店が扱っているラインナップは、1Uラックタイプの「AS-1023US-TR4」、2Uラックタイプの「AS-2023US-TR4」、タワーケースタイプの「AS-4023S-TR」など。

 なお、同店が販売するのは、CPUやメモリなどが組み込み済みの完成品で、ベースキットのみの販売は行なわないとのこと。また、価格や納期は代理店への確認後に提示するとのこと。

 EPYC 7000ファミリは、Zenアーキテクチャーを採用したサーバー向けCPU。CPU 1個で最大32コア、2TBメモリが実現可能なハイエンドの製品だ。メモリインターフェイスは8チャンネルDDR4-2666で、128レーンのPCIeインターフェイスも備える。

 CPUのデュアル構成にも対応。例えば、2基のCPUソケットと32基のメモリスロットを備えるAS-1023US-TR4とAS-2023US-TR4では64コア、4TBメモリというハイエンドシステムを構築できる。

 AS-4023S-TRはシングルソケット、メモリスロット16基(最大2TB)というスペックだが、一般的なデスクトップPCと同様のタワーケースを採用することで、省スペース性が実現。同店は「設置場所を選ばない」としている。

 なお、同店は、シングルソケットでメモリスロット8基(最大1TB)の1Uラックタイプ「AS-1013S-TR」も近く販売を開始する予定。

[撮影協力:ツクモパソコン本店]