ニュース

Windows 10 Sを搭載した13.5型ノート「Surface Laptop」がデビュー

ストアアプリのみ使用可能な教育向けOS、Window 10 Proに切り替えも可能

(7/22 20:00更新)実機画像を追加

 日本マイクロソフトの新たなノートPC「Surface Laptop」の国内版が発売された。

 今回販売を確認したモデルはCore i5/256GB SSD/8GBメモリ搭載の「DAG-00059」と、Core i5/128GB SSD/4GBメモリ搭載の「D9P-00039」で、本体カラーはプラチナ。店頭価格は順に税込158,533円、税込136,933円。販売ショップはソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館など。

 このほか、近日中にCore i7を搭載したモデルも発売予定。

13.5型/解像度2,256×1,504ドットの液晶ディスプレイを備えたクラムシェルタイプのノートPC

 Surface Laptopは、13.5インチディスプレイ(解像度2,256×1,504ドット)や、第7世代Core i7/i5プロセッサ、教育向けの「Windows 10 S」を搭載したノートPC。

 従来のSurface Bookなどのようないわゆる2in1 PCではなく、クラムシェルタイプの製品。キーボード面には自動車などの内装にも使用されるソフトなAlcantara(アルカンターラ)の生地が用いられているほか、筐体はアルミニウム製になっている。

キーボード面にアルカンターラの生地を採用
本体裏面の様子
側面の様子

 搭載するOSはWindows 10 Proベースの新たなエディション「Windows 10 S」で、教育向けのOSとなる。このエディションでは、Windowsストア以外のアプリが使用できない、既定のWebブラウザがMicrosoft Edgeに固定される、などの機能的な制限を設けた分、セキュリティ面のリスクを低減したという。

 なお、Windowsストア以外のアプリを使用したい場合などには、Windows 10 Proに切り替えることが可能。製品情報では2017年末まで無料で切り替えることができるとされている。

 本体サイズは308.1×223.27×14.48mm、重量はCore i7モデルが1,283g、Core i5モデルが1,252g。バッテリーによる動作時間は最長14.5時間(動画再生時)。主な搭載機能・インターフェイスはMini DisplayPort、IEEE 802.11ac無線LAN、Bluetooth 4.1、USB 3.0、Surface Connect、光センサー。

 ちなみに、秋葉原の一部ショップでは、海外版の「DSP-00001」が7月上旬に販売されている。

日本マイクロソフトのノートPC「Surface Pro」
教育向けの「Windows 10 S」を搭載
スペック違いで2製品が発売
店頭POP

[撮影協力:ソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館]