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OC重視のCore Xマザー「X299 XPOWER GAMING AC」が登場、MSI製
2017年7月21日 08:10
MSIのLGA2066マザーボードに、オーバークロックを追求したというハイエンドモデルが登場、「X299 XPOWER GAMING AC」が発売された。店頭価格は税込67,000円前後。
販売ショップはツクモeX.パソコン館、ツクモパソコン本店、パソコンショップ アーク、ドスパラパーツ館、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店。
一部ショップでは購入者に先着でCorsair製水冷キット「H100i V2」をプレゼント中。配布を確認したのはパソコン工房 秋葉原BUYMORE店、ツクモeX.パソコン館、ツクモパソコン本店、パソコンショップ アーク。
付属のPCIe変換カードで5基のM.2スロットを扱えるOC向けハイエンドマザーボード
X299 XPOWER GAMING ACは、Core Xシリーズに対応するX299チップセット搭載のマザーボード。フォームファクタはE-ATX。
ハイエンドゲームブランド「ENTHUSIAST GAMING」の上位モデルで、特にオーバークロック性能が重視されており、オーバークロック向けの基板設計に加え、外部クロックジェネレータ「OC ENGINE2」や、14フェイズの電源回路などを備えている。
また、マザーボード上の3基のM.2スロットに加え、M.2スロットを2基搭載するPCIe変換カード「M.2 Xpander-Z」が同梱されており、最大5基のM.2スロットを使用することが可能。すべてのM.2スロットにはSSDの冷却性能を向上させるヒートシンク「M.2 SHIELD FROZR」または「M.2 SHEILD」のいずれかが装備されている。
そのほか、IntelコントローラによるDual 1000BASE-T LANやIEEE 802.11ad無線LANといったネットワーク機能、USB 3.1 Gen2ポートを搭載するほか、ゲーム向け機能としてDSD再生に対応したオーディオ機能「AUDIO BOOST 4」や、VRヘッドセット用に強化した信号を送信するUSBポート「VR BOOST」を備えている。また、RGB LEDを制御するイルミネーション機能「Mystic Light」に対応しており、チップセットヒートシンクには様々なLEDエフェクトが楽しめる「XPOWER REACTOR」を搭載している。
なお、X299マザーボードの仕様として、搭載するCPUにより使用できるメモリやPCIeスロットの本数が大きく変わる。大容量メモリを搭載する時や、複数の拡張カード、SLI・CrossFireXなどのマルチGPU機能を使う場合はCPUの選択に注意してほしい。