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ASRockのRyzen Threadripperマザーは「X399 Taichi」など2モデル
ゲーム向けハイエンドとコストを抑えた多機能モデル
2017年8月10日 22:02
ASRockからRyzen Threadripper対応のX399マザーボードが2モデル発売された。どちらもAMDのデスクトップPC向けでは初のLGAソケットとなるSocket TR4を搭載している。
なお、Socket TR4はRyzenシリーズのSocket AM4や、サーバー向けCPUのEpycが採用しているSocket SP3とは互換性が無い。
.Fatal1ty X399 Professional Gaming
Fatal1ty X399 Professional Gamingは、X399チップセット採用のSocket TR4マザーボードで、フォームファクタはATX。店頭価格は税込66,750円前後。
同社のゲーム向けブランド「Fatal1ty」シリーズに属するハイエンドモデル。電源部には11フェーズ回路が採用されており、最大60Aの電源を供給することでオーバークロック性能や安定動作に貢献するという。
ネットワーク機能が充実しているのも特徴で、Intelコントローラーによるデュアル1000BASE-T LANに加え、5GbEネットワークにも対応するAQUANTIA製コントローラを採用した10GbE LANや、IEEE 802.11ac対応の無線LAN(Intel製、最大433Mbps)、Bluetooth 4.2を搭載している。
また、ゲーム向けのサウンド機能「Creative Sound Blaster Cinema 3」やキーマクロ機能を備えるほか、ヒートシンク部にはRGB LEDを搭載しており、基板上の5050ピンヘッダに接続したLEDストリップと連携できるLEDイルミネーション機能「ASRock RGB LED」をサポートしている。
そのほか主な仕様は、DDR4 DIMM×8(DDR4-3600(OC)対応、最大128GB)、M.2スロット(PCIe 3.0x4)×3、U.2ポート、SATAポート×8、USB 3.1 Gen 2、7.1chサウンドなど。マルチGPU機能はNVIDIA SLIとAMD CrossFire Xをサポートしており、パッケージにはNVIDIA SLI HBブリッジが付属する。対応OSはWindows 10 64bitのみ。
販売ショップは、ツクモeX.パソコン館、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店、ドスパラパーツ館、ツクモパソコン本店、パソコンショップ アーク、ソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館。
[撮影協力:ドスパラパーツ館]
.X399 Taichi
X399 Taichiは、価格を抑えながら上位モデルと同等の機能・スペックを備えるというオールラウンドマザー「Taichi」シリーズのX399チップセット搭載ATXマザーボード。店頭価格は税込52,700円前後。
10GbE LANやゲーム向け機能は省かれているものの、それ以外はハイエンドモデルのFatal1ty X399 Professional Gamingとほぼ同等の仕様となっており、最大60Aの電源を供給できる11フェーズ電源回路を採用するほか、Intelコントローラーによるデュアル1000BASE-T LAN、IEEE 802.11ac対応の無線LAN(Intel製、最大433Mbps)、Bluetooth 4.2といったネットワーク機能、LEDイルミネーション機能「ASRock RGB LED」をサポートしている。
そのほか主な仕様は、DDR4 DIMM×8(DDR4-3600(OC)対応、最大128GB)、M.2スロット(PCIe 3.0x4)×3、U.2ポート、SATAポート×8、USB 3.1 Gen 2、7.1chサウンドなど。マルチGPU機能はNVIDIA SLIとAMD CrossFire Xをサポートしており、パッケージにはNVIDIA SLI HBブリッジが付属する。対応OSはWindows 10 64bitのみ。
販売ショップはツクモeX.パソコン館、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店、ドスパラパーツ館、ツクモパソコン本店、パソコンショップ アーク、ソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館。
[撮影協力:ドスパラパーツ館]