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「冷却ファン清掃用スイッチ」を備えた電源「Platimax DF」が発売、ENERMAX製

80PLUS Platinum認証、750W/1,050W/1,200Wの3モデル

 スリーブ加工済みのプラグインケーブルが付属するENERMAX製の80PLUS Platinum電源「Platimax DF」シリーズに大容量モデルが追加、電源容量750W(EPF750EWT)・1,050W(EPF1050EWT)・1,200W(EPF1200EWT)の3モデルが発売された。店頭価格(以下、税込表記)は順に26,784円、35,079円、38,319円。

 販売ショップはドスパラパーツ館ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館

1,000W超えでも奥行き16cmのショートタイプ、フルモジュラーやセミファンレスも対応

 Platimax DFシリーズは、80PLUS Platinum認証を受けたATX電源。2016年9月に500W(EPF500AWT)と600W(EPF600AWT)の2モデルが販売されているが、今回容量の大きい3モデルがラインナップに加わった。

 冷却ファンにはPC起動時に10秒間逆回転してホコリを落とし、ファンにホコリがたまる事を防ぐ「D.F. Rotation technology」を採用した139mmのツイスターベアリングファンを搭載している点は既存モデルと変わらないが、新たに装備した「D.F.switch」により、任意のタイミングで冷却ファンのセルフクリーニングを実施できるようになっている。

 また、システム負荷や電源周辺温度が低い場合はファンを停止させるセミファンレス動作「Smart semi-fanless control」にも対応。ファンの回転速度はモデルによって異なり、750Wモデルが0~1,000rpm、1,050Wモデルが0~1,500rpm、1,200Wモデルが0~1,800rpmとなっている。

80PLUS Platinum
冷却ファン清掃用のD.F.switchを搭載
製品パッケージ(EPF1200EWT)

 内部電源ケーブルは同社が「SLEEMAX」と呼ぶスリーブ加工が施されており、すべて取り外し可能なフルモジュラー方式を採用している。なお、同じシリーズではあるが、今回登場した3モデルと、すでに販売されている500W/600Wモデルでは内部ケーブルに互換性が無いため、付け替えることは出来ない。

 本体サイズは全モデル共通で150×86×160mmと、1,000Wを超える電源としては奥行きは短め。MTBFは10万時間とされている。

[撮影協力:ドスパラパーツ館]