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長寿命ポンプ採用の水冷クーラー「MasterLiquid」に新モデル、Core XやRyzenに対応
2017年9月1日 17:10
「デュアルチャンバーヘッド」によりポンプの長寿命化を実現したというCooler Master製の簡易水冷キット「MasterLiquid」シリーズに新モデルが登場した。
ラインナップは、120mmラジエーター採用の「MasterLiquid Lite 120(MLW-D12M-A20PW-J1)」、120mmラジエータ採用でファンが2基付属する「MasterLiquid 120(MLX-D12M-A20PW-R1)」、240mmラジエータ採用の「MasterLiquid 240(MLX-D24M-A20PW-R1)」の計3モデル。
店頭価格(以下税込表記)は順に7,650円前後、12,750円前後、14,560円前後。
販売ショップはドスパラパーツ館、パソコンショップ アーク、ツクモパソコン本店。
二層構造の冷却ヘッド「デュアルチャンバーヘッド」でポンプの負担を低減、長寿命を実現
MasterLiquidシリーズは、冷却ヘッド内の冷却液を熱い層と冷たい層に分けることで冷却性能の向上とポンプの長寿命化を実現したという「デュアルチャンバーヘッド」を採用した簡易タイプの水冷CPUクーラー。ポンプのMTTFは7万時間とされている。
同様の機構は2016年9月に発売された「MasterLiquid Pro」シリーズから採用されているが、今回のモデルでは新たにCore Xシリーズが採用するLGA2066や、Ryzenなどが採用するSocket AM4をサポートしており、付属ブラケットを使用することで簡単に取り付けることが出来るという。
ラジエーターのサイズは、MasterLiquid Lite 120とMasterLiquid 120が157×119.6×27mm、MasterLiquid 240が277×119.6×27mm。冷却ヘッドのサイズはMasterLiquid Lite 120が80.3×76×42.2mmで、MasterLiquid 120とMasterLiquid 240が85.6×70×49mm。
採用ファンは同社の120mmファン「MasterFan 120 Air Balance」で、回転数は650~2,000rpm(±10%、PWM対応)、騒音値は6~30dBA。
対応CPUソケットはLGA2066/2011(v3)/1366/115x/775、Socket AM4/FM2(+)/FM1/AM3(+)/AM2(+)。
[撮影協力:ドスパラパーツ館]