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ASRockがついに簡易水冷参入!TDP 500W超クーラー「Taichi Aqua」や720Hzモニターなど、CES 2026発表の目玉製品を国内初披露
ASRockファンミーティング2026レポート
2026年1月22日 07:05
ASRockは17日(土)、入場無料イベント「ASRockファンミーティング2026」を秋葉原で開催した。
イベントでは、米ラスベガスで開催されたテックイベント「CES 2026」にて発表された新製品を中心に、国内未発売の製品が数多く紹介された。
ASRockもCPU冷却に参入!簡易水冷CPUクーラーを一挙投入
目玉製品として紹介されていたのが、簡易水冷CPUクーラー製品だ。
ASRockとしては今回発表された製品が初となる製品群だが、これまでマザーボードやビデオカード、ワークステーション関連製品を手掛けて培った数十年のノウハウを備えて開発に臨んでおり、高い意気込みを持って参入に至っているという。
エントリー向けの「Pro」シリーズから最上位の「Taichi」シリーズまで、いずれの製品もスカイブフィン技術によって実現した、0.1mm間隔の0.08mm厚フィンを備えたコールドプレートを採用。従来のプレートと比べて熱伝導面積を大幅に拡大しているという。
ポンプには業界トップクラスを謳う高性能なポンプを採用。ラジエーターは放熱性と空気抵抗のバランスに優れた1.3mmのフィンピッチを採用し、ファンが低回転時でもスムーズなエアフローと冷却効率の向上を実現しているとする。
チューブにはIIR(ブチルゴム)+EPDM(エチレンプロピレンゴム)の合成ゴムを採用。冷却液の蒸発や変形に強く、高熱負荷でも長期的な信頼性を確保しているという。製品保証期間はいずれも6年となっており、冷却液自体も長期利用でも蒸発や電蝕などを防げるように設計されているため、同社試験では15年以上の継続使用でも冷却性能が維持できたとアピールしている。
モデルラインナップは「Taichi Aqua」「Taichi(開発中)」「Phantom Gaming」「Steel Legend」「Challenger Digital/Pure」「Pro」の7シリーズ。ワークステーション向けの「WS」シリーズも用意されている。
中でも注目の1台が、シリーズ最上位モデルにあたる「Taichi Aqua 360 LCD」。コンシューマー向け簡易水冷クーラーとしては珍しいデュアルポンプ設計を採用する。
38mm厚のラジエーターと液晶ポリマー(LCP)ファンを組み合わせ、360mmラジエーターで一般的な420mmラジエータークーラーを超える冷却性能を実現するとしており、対応TDP 500W+を謳う。
チューブにはインラインフローインジケーターを配置するほか、ヘッダーではなくラジエーター側にポンプを配置しているため、ヘッダーが透明カバーデザインとなっているのも特徴。ヘッダーにはマグネット脱着式の液晶画面も装着できる。
展示されているサンプルを見ると、ラジエーター側にはCPU用のチューブと別にポートが用意されており、ビデオカードやマザーボードVRMの水冷化など、CPU冷却に留まらないエコシステム拡大にも期待できそうだ。
開発中のTaichiクーラーについては、LED付きブレードを回転させることで宙に浮いて見える3Dホログラムと、曲面有機ELパネルを搭載したヘッダーの2種が参考展示されていた。どちらが好みかアンケートも実施しており、最終製品がどうなるか気になるアイテムだ。
ゲーミングモニターの国内投入も決定、有機ELモニターも発表
グローバルでは先行して展開されていた、ゲーミングモニター製品も国内発売が決定。
国内発売については未定だが、デュアルモード動作対応で、最大リフレッシュレート720Hz(720p表示モード時)という27インチWQHD WOLEDパネル搭載の「TCO27QX」など、最新世代の有機ELパネルを採用したモデルも展示・紹介された。
容量1,000WのSFX電源ユニットも登場
電源ユニット製品からは、同社初のSFXサイズ電源「PG-1000PSF/PG-850PSF」が披露。
PG-1000PSFについては、SFX-LではなくSFXサイズで1,000Wの容量を実現しており、ハイエンドGPUを組み合わせたSFF構成などに最適としている。80PLUS/CyberneticsのPlatinum認証を取得した効率設計のほか、温度センサー付きの12V-2x6ケーブルなども特徴。
ロープロGPUも搭載できる新ベアボーンPC「DeskSlim」
同社の展開するベアボーンPC「DeskMini」と「DeskMeet」に続き、新たに中間サイズの「DeskSlim」シリーズが登場。
Intel B760とAMD X600の両プラットフォームで展開予定で、4.9Lの筐体サイズでロープロファイル2スロット(カード長20cmまで)の拡張カードに対応しているのが特徴。
またDeskMiniのUSB4/Thunderbolt 4対応モデルも投入予定とのこと。
マザーボードやRadeonカードの新製品も
マザーボード製品からは、新たにPROシリーズの下位に位置するエントリー向けラインナップとして「ROCK」シリーズが登場。
コストパフォーマンスと実用性を重視した設計が特徴で、64MBのBIOS ROM容量を確保しており次世代AM5プロセッサにも対応できる長期的な互換性を確保しているとする。
そのほか、液晶画面付きクーラーを採用したホワイトカラーのRadeon RX 9070 XTカードなども披露。新製品が盛り沢山のイベントとなっていた。













































































































