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ユニークな「X形」基板を採用、OC特化マザー「ROG RAMPAGE VI APEX」が発売
PCIeスロット無効化スイッチや結露検知機能などを搭載
2017年9月15日 12:05
OCに特化したASUSのX299マザーボード「ROG RAMPAGE VI APEX」が発売された。四辺の一部を切り込んだユニークな「X形」基板で、OC向けの各種スイッチや結露検知機能も特徴。
店頭価格は税抜き58,800円(税込63,504円)。販売ショップはツクモパソコン本店、ツクモeX.パソコン館、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店、ドスパラパーツ館、パソコンショップ アーク、オリオスペック。
独自の「DIMM.2」スロットや豊富なOC向け機能を搭載
ROG RAMPAGE VI APEXは、Intel X299チップセットを搭載したE-ATXフォームファクタのLGA2066マザーボード。
同社が「X形」と呼ぶユニークな形状の基板が採用。四辺のそれぞれの一部分が切り込まれたようになっており、特にチップセットヒートシンク近くの切れ込みが深く、その切れ込みに沿ってSATAポートが斜めに配置されているのが目を引く。
オーバークロック向けの各種ボタン・スイッチも特徴。ハードウェアリセットを行なう「リトライボタン」のほか、CPUスピードを8分の1に低下させる「スローモードスイッチ」、4基のPCIeスロットをそれぞれ有効・無効にできるDIPスイッチなどが装備されている。
また、ショートを防げるという結露検知機能が装備。基板の裏面に専用回路が搭載されており、CPU、DRAM_L、DRAM_R、PCIeの4つのエリアを監視し、結露を検知した場合は該当箇所のLEDを点灯して知らせてくれる。
ほかにも、M.2 SSDの搭載が可能なメモリスロットと同形状の「DIMM.2」スロット、CPUやメモリの電圧を直接測れる接点「ProbeIt」、詳細な設定が可能なファンコントロール機能「Fan Xpert 4」などが装備されている。
拡張カードスロットはPCIe x16×4、PCIe x4×1。メモリスロットはDDR4 DIMM×4(最大64GB)。上記以外の主な搭載機能・インターフェイスはGigabit Ethernet(Intel I219-V)、無線LAN(IEEE 802.11ac/n/a/g/b)、Bluetooth 4.2、M.2、6Gbps SATA、USB 3.1 Gen 2 Type-C、PS/2、8チャンネルサウンド(SupremeFX)。
[撮影協力:ツクモeX.パソコン館とツクモパソコン本店とパソコン工房 秋葉原BUYMORE店とドスパラパーツ館とパソコンショップ アーク]