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Windows 10搭載のシングルボード「LattePanda」のメモリ4GB版が店頭販売中
Windows 10 IoT Enterpriseをプリインストール、店頭価格は税込25,960円
2017年10月21日 00:00
4コアAtomを搭載し、Windowsが動作するシングルボードコンピュータ「LattePanda」に上位モデルが登場、メモリ4GB/ストレージ64GBの「LattePanda 4G/64GB with Enterprise License(DFR0470-ENT)」が秋月電子通商で販売中だ。
店頭価格は税抜き24,038円(税込25,960円)で、搭載OSについては「Windows 10 IoT Enterpriseがプリインストールされている」(同店)という。
4コアAtom/Windows 10搭載のシングルボードコンピュータ
LattePanda 4G/64GB with Enterprise License(DFR0470-ENT)は、メインCPUにAtom x5-Z8350(クアッドコア/1.8GHz動作)を、サブCPUにATmega32U4を搭載したシングルボードコンピュータ。
9月下旬にメモリ2GB/ストレージ32GB/Windows 10 Homeを搭載したモデルが発売されているが、今回、メモリ4GB/ストレージ64GB/Windows 10 IoT Enterpriseを搭載した上位モデルが発売された格好だ。
メモリ・ストレージ・OS以外の基本仕様は従来モデル同様で、基板サイズは3.46×2.76インチ(約87.9×70.1mm)とRaspberry Piに近い。なお、従来モデルではメーカー出荷時にOSのアクティベーションが済んでいたが、今回の製品ではアクティベーションはされておらず、「付属のアクティベーションカードに従ってOSのアクティベートを行って欲しい」(同店)としている。
同店によれば、動作中は基板がかなり発熱するため、別売りのヒートシンクを装着することを勧めている。ヒートシンクは5個セット(税込530円)で、裏面に4個、表面に1個ヒートシンクを装着するようになる。
主な搭載機能・インターフェイスはHDMI、Ethernet、IEEE 802.11n無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0×1、USB 2.0×2、microSDカードスロット、3.5mmオーディオジャック。Arduino互換のGPIOヘッダや、液晶パネルを接続できるMIPI-DSIも備える。
なお、MIPI-DSI端子に接続できる液晶パネルについては、「近日中に販売を予定している」(同店)とのこと。
[撮影協力:秋月電子通商]