ニュース
G-Tune:Garage、フィットネスバイクを使ったユニークなVRコンテンツの体験デモを実施中
VRゲーム「アーティファイト」を使用 text by 平澤寿康
2017年11月4日 00:10
マウスコンピューターは、同社が運営するゲーミングパソコン専門店「G-Tune : Garage 秋葉原店」において、ガチこぎVRシューティングバトル『アーティファイト』の体験展示会が実施中だ。
期間は11月3日(金)の午前11時から12日(日)までで、事前の申し込みなどは不要。一般体験会に先だち、11月2日にメディア向けの体験会が開催されたので、その模様をお届けしよう。
ガチこぎVRシューティングバトル『アーティファイト』は、バイク型のフィットネスマシンをベースとした筐体とVRヘッドセットを利用した、対戦型のシューティングゲーム。
ゲームとスポーツを融合させることによって、ゲームを楽しみながらフィットネスも行える点が大きな特徴。今年(2017年)の東京ゲームショウで話題となったゲームだが、東京ゲームショウでの展示にマウスコンピューターが展示用PCなどの提供を行ったことなどが縁で、今回のG-Tune : Garage 秋葉原店での体験展示が実現されたという。
メディア向け体験会には、アーティファイトを製作したUNBEREAL代表の前原幸美氏も参加。前原氏は、ゲームを夢中になってプレイしていると、気が付いたら運動していた、というような、スポーツとeスポーツが融合したような世界を実現したいと思い開発したそうで、ゲームの内容も、フィットネス特化の内容ではなく、ガチのシューティングとなっている点からもこだわりを感じる。
プレイ時には、バイク型フィットネス筐体にまたがり、両手にVIVEコントローラを持ちながらハンドルを握り、ペダルを漕いでプレイすることになる。バイク筐体にはセンサーが仕込まれており、ペダルを漕ぐ動作を検知して、その速度に合わせてゲーム内のマシンが移動。そして、対戦相手のマシンを攻撃して撃破することが目的となる。
今回の体験展示にあたって、店内にはバイク型フィットネスマシンをベースとした筐体が2台設置され、2人での体験プレイが可能となっている。なお、アーティファイトでは最大3対3の6人で対戦プレイが可能となっているが、体験展示では、プレーヤー1名にCPUが操作するマシンを加えた、2対2での対戦となる。
また、PCにはNEXTGEARシリーズ最小のケースを利用する「NEXTGEAR-C ic100」シリーズを利用。CPUにCore i7-7700HQ、GPUにGeForce GTX 1060 (3GB) を搭載しており、超小型ながらVR Readyとなっている点が特徴。VRヘッドセットはHTC VIVEを利用する。
今回、実際に体験してみたが、ペダルを漕いでゲーム中のマシンを移動させるという、一般的なシューティングとは異なる操作性に、やや戸惑いながらのプレイとなった。それでも、プレイを終える頃にはうっすらと汗をかくほどで、なかなかの運動量となる。また、プレイに集中していると、運動しているという感覚がなくなりるのも、大きなポイントと感じた。これなら、運動嫌いでも続けられそうだ。
ちなみに、アーティファイトは一般販売は予定していないそうで、今後はアミューズメント施設やフィットネスクラブなどへの設置を模索して行く予定とのこと。そのため、今回の体験展示は、実際にアーティファイトを体験するいい機会となるため、興味のある方はぜひとも足を運んでみてもらいたい。なお、体験プレイは無料だが、設置機材の関係で、体重90kg以下の人のみが体験可能となる。