ニュース

機械学習対応のファンコンを搭載、NZXTの最新ケース「H700i」が発売

世界中のユーザーのデータを集めて最適なファン設定を提供

(11/15 18:09更新)販売スタート。
初出日時 11/14 11:01

 学習機能対応ファンコントローラーを搭載したNZXTのE-ATXタワーケース「H700i」が15日(水)に発売された。同社のサーバーと連携して最適なファン設定が可能という。カラーはマットブラック/ブラック(CA-H700W-BB)とマットホワイト/ブラック(CA-H700W-WB)の2種類。店頭価格は税抜き27,759円(税込29,980円)。

 販売ショップはツクモeX.パソコン館ツクモパソコン本店パソコンショップ アーク

 このほか、ファンコントローラー単品の「Grid+ V3」も同時発売されている。

USB接続の学習機能対応ファンコントローラーを搭載、「究極の設定」が可能

 H700iは幅230×奥行き494×高さ516mmのタワー型PCケース。最適なファン設定が可能というUSB接続の学習機能対応ファンコントローラーを搭載しているのが特徴だ。

 ファンコントローラーがファンの回転数やノイズ、CPU・GPUの温度変化などのデータを記録、そのデータを元に同社のサーバーが機械学習し、最適なファン設定を導き出すという。世界中のユーザーのデータによって学習精度が高められ、静粛性・冷却効率を最大化する「究極の設定」が可能としている。

ケース内の様子
機械学習による自動設定
ファン/LEDコントローラー

 このほか、強化ガラスを用いたサイドパネルや裏配線スペース、発光色・パターンなどを設定できるLEDストリップ&コントローラーを装備。ファンコントローラーとLEDコントローラーの設定は、Windows用ソフトの「CAM」で行なう。CAMでは、スマートフォン用アプリによるCPU温・GPU温度の確認も可能。

専用ソフト「CAM」
左側面
背面
左側面パネルはワンプッシュで開閉
ブラックモデル
製品の特徴

 対応マザーボードはE-ATX(305×272mmまで)、ATX、microATX、Mini-ITX。ドライブベイは3.5インチシャドウ×3、2.5インチシャドウ×7(2基は3.5インチベイと共用)。

 PCパーツの対応サイズは、ラジエーターが280mmサイズまで(140mmファン×2)または360mmサイズまで(120mmファン×3)、ビデオカードが長さ413mmまで、CPUクーラーが高さ185mmまで。

ファンコン単品のGrid+ V3も発売

 なお、H700iよりコンパクトなmicroATXモデル「H400i」とMini-ITXモデル「H200i」が12月以降に発売される予定。

[撮影協力:ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館]

[Amazonで購入]