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SanDiskの最新SSD「X600」がデビュー、消費電力は最大25%低減
2.5インチとM.2の2モデル
2018年1月19日 06:05
SanDiskから3D NANDフラッシュを採用したSSDの新モデルが登場、「X600」シリーズが発売された。SATA接続の2.5インチモデルとM.2モデルがラインナップされており、2.5インチは128GB・256GB・512・1TBの4機種、M.2は256GB・512GBの2機種が販売されている。
店頭価格(以下税込表記)は、2.5インチモデルの128GB「SD9SB8W-128G-1122」が7,560円、256GB「SD9SB8W-256G-1122」が11,880円、512GB「SD9SB8W-512G-1122」が19,500円、1TB「SD9SB8W-1T00-1122」が37,480円。M.2モデルの256GB「SD9SN8W-256G-1122」が11,880円、512GB「SD9SN8W-512G-1122」が19,980円。
販売ショップはパソコンショップ アーク。
Western Digitalの64層3D NANDを採用したSanDiskブランドのSSD
X600シリーズは、ゲームやHDメディア再生、クリエイティブアプリケーションなど、様々な用途に最適化されているというSanDiskのハイエンド向けSSD。PCとの接続インターフェースは6Gbps SATA。
2016年1月に発売されたSSDシリーズ「X400」の後継に当たるモデルで、新たにセル間の干渉を軽減させて信頼性を向上させたWestern Digitalの64層3D NANDフラッシュを搭載したほか、複数のエラー訂正技術を採用したことにより長期にわたってデータを保存することができるとされている。また、X400と比較して消費電力を最大25%低減させているという。
従来モデルと同じくNANDの一部をSLCとして動作させ、書き込みキャッシュとして利用するnCache 2.0や待機時の消費電力を低減させるDEVSLPにも対応している。
本体サイズは2.5インチモデルが100.2×7×69.85mmで重量は37.4g。M.2モデルはType 2280で、重量は約7g。
転送速度は容量により一部異なるが、2.5インチ、M.2モデルともに共通で、128GBモデルがリード530MB/s・ライト490MB/s、256モデルがリード550MB/s・ライト525MB/s、512GBと1TBがリード560MB/s・ライト530MB/s。TBW(総書き込み容量)は128GBモデルが72、256GBモデルが100、512GBモデルが200、1TBモデルが400となっており、MTTFは全モデル共通で最大175万時間。
[撮影協力:パソコンショップ アーク]