ニュース
Samsungの最新SSD「860 EVO」「860 PRO」がデビュー、耐久性は最大8倍に向上
2018年2月2日 08:05
4TBモデルも用意されているSamsung製SSDの新製品「860 EVO」が発売された。
今回入荷を確認したのは2.5インチSATAタイプの250GB「MZ-76E250B」、500GB「MZ-76E500B」、1TB「MZ-76E1T0B」、2TB「MZ-76E2T0B」、4TB「MZ-76E4T0B/IT」の5種類と、mSATAタイプの250GB「MZ-M6E250B/IT」、500GB「MZ-M6E500B/IT」、1TB「MZ-M6E1T0B/IT」の3種類、M.2タイプの250GB「MZ-N6E250B/IT」、500GB「MZ-N6E500B/IT」、1TB「MZ-N6E1T0B/IT」の3種類の計11モデル。なお、M.2タイプの2TBモデルは未入荷。
店頭価格(以下、税込表記)は2.5インチタイプが11,980円~198,000円、mSATAタイプが12,480円~42,980円、M.2タイプが11,980円~42,980円。販売ショップはオリオスペック、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店、ドスパラ秋葉原本店、ツクモパソコン本店II、ツクモeX.パソコン館、ツクモ12号店。
このほか、上位の「860 PRO」も同時に発売されている。
新しいSamsung MJXコントローラやV-NAND 3bit MLCを採用した「860 EVO」
860 EVOは、Samsungの64層V-NAND技術を採用したSATA 6Gbps対応のSSD。V-NAND 3bit MLCを採用したモデルで、従来品と比較して最大で8倍の耐久性を実現したとしている。総書き換え容量(TBW)は、250GBモデルが150TB、500GBモデルが300TB、1TBモデルが600TB、2TBモデルが1,200TB、4TBモデルが2,400TB。
また、新しいSamsung MJXコントローラとECCアルゴリズムにより高速化を実現したという。公称のパフォーマンス(最高値)は、シーケンシャルアクセスがリード550MB/s、ライト520MB/s。
本体サイズは、2.5インチタイプが100×69.85×6.8mm(7mm厚)、mSATAタイプが29.85×50.08×3.85mm、M.2タイプが80.15×22.15×2.38mm(Type 2280)。MTBFは150万時間。メーカー保証は最大2,400TBWまたは5年間。
1TBモデル以上はペタバイトクラスの耐久性をうたう高耐久モデル「860 PRO」
860 PROシリーズは、860 EVO同様にSamsungの64層V-NAND技術を採用したSSD。こちらのシリーズは2.5インチタイプのみラインナップされている。
販売を確認したモデルは256GB「MZ-76P256B/IT」、512GB「MZ-76P512B/IT」、1TB「MZ-76P1T0B/IT」、2TB「MZ-76P2T0B/IT」の4モデルで、店頭価格は税込19,980円~124,800円。なお、4TBモデルもラインナップされているが、こちらは未入荷。
V-NAND 2bit MLCを採用したモデルで、従来の850 PROと比較して最大で8倍の耐久性を実現したとしている。総書き換え容量(TBW)は、256GBモデルが300TB、512GBモデルが600TB、1TBモデルが1,200TB(1.2PB)、2TBモデルが2,400TB(2.4PB)、4TBモデルが4,800TB(4.8PB)と、1TBモデル以上はペタバイトクラスの耐久性をうたっている。
公称のパフォーマンス(最高値)は、シーケンシャルアクセスがリード560MB/s、ライト530MB/s、ランダムアクセス(4KB、QD32)がリード100,000IOPS、ライト90,000IOPS。MTBFは200万時間。
[撮影協力:オリオスペックとパソコン工房 秋葉原BUYMORE店とドスパラ秋葉原本店]