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AMDファン待望のAPU「Raven Ridge」が遂にデビュー、価格は12,800円から

Ryzen 5 2400GとRyzen 3 2200Gの2モデル

Ryzen 3 2200GとRyzen 5 2400G

 開発コード名「Raven Ridge」で呼ばれるGPU内蔵AMD Ryzenのデスクトップ版が遂にデビュー、Socket AM4対応の「Ryzen 3 2200G」「Ryzen 5 2400G」が発売された。

 店頭価格(税抜き)は前者が12,800円(税込13,824円)、後者が19,800円(税込21,384円)。販売ショップはツクモeX.パソコン館ツクモパソコン本店ドスパラ秋葉原本店パソコン工房 秋葉原BUYMORE店パソコンショップ アークソフマップ 秋葉原 リユース総合館

 今回入荷したのは、両モデルともリテールパッケージで、CPUクーラーが付属している。

Radeon VegaシリーズGPUを内蔵したSocket AM4対応APU、マザーは要BIOSアップデート

 Ryzen 2000シリーズは、Radeon VegaシリーズGPUを搭載したSocket AM4対応CPU。2017年3月に発売されたRyzen 1000シリーズはGPUが非搭載だったが、Ryzen 2000ではRadeon Vegaの搭載により、GPUパワーが要求されるゲームなどの用途にも応えることが可能になった。

Raven Ridge発売開始
Radeon Vega Graphics搭載
価格は税抜き表記

 Ryzen 3 2200GのCPUのスペックは、4コア/4スレッド、クロックがベース3.5GHz、ブースト時3.7GHz、TDP 65W(cTDP 46~65W)。GPUは8コアのRadeon Vega 8(クロック1,100MHz)が搭載される。

 Ryzen 5 2400GのCPUのスペックは、4コア/8スレッド、クロックがベース3.6GHz、ブースト時3.9GHz、TDP 65W(cTDP 46~65W)。GPUは11コアのRadeon Vega 11(クロック1,250MHz)が搭載される。

Ryzen 5 2400G
Ryzen 3 2200G
付属のCPUクーラー

従来のSocket AM4マザーボードが利用できるが、BIOSのアップデートが必要

 マザーボードについては、既存のSocket AM4マザーボードが使用できるが、多くのモデルは従来のCPU(Ryzen 2000以外のCPU)を使ってBIOSのアップデートをする必要があるため、購入時は注意が必要。今回のAPUを販売しているショップでは、BIOSアップデート済みのマザーボードを用意しているので、セットで購入を検討している人は店頭で確認してみるといいだろう。

従来のSocket AM4マザーが利用可能
対応モデルにはシールが貼付してあるショップも

[撮影協力:ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館ドスパラ秋葉原本店パソコン工房 秋葉原BUYMORE店パソコンショップ アーク]