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DDR4メモリのSPD情報を編集できるツールが発売、センチュリーマイクロ製

メモリの名称も編集可能

 DDR4メモリのSPD情報を書き換えられるというSPD EEPROMライターが登場、センチュリーマイクロから「SPD PROGRAMMER 2 Lite Edition(CSP-02L)」が発売された。

 店頭価格は税抜き17,800円。販売ショップはツクモeX.パソコン館

動作タイミングやメモリ名称も変更できるSPDライター

 これは、USB接続のDDR4メモリ用SPD EEPROMライター。同種の製品としては2008年12月にDDR2やDDR3メモリに対応した「SPD PROGRAMMER(CSP-01)」が販売されているが、CSP-02Lでは専用ソフトにGUIが導入されており、より簡単にSPDを編集することが可能になっている。

 専用ソフトではFrequencyやCAS Latency、電圧などのパラメータ編集が可能。変更したSPD値はメインプロファイルを含めて、3つまで書き込むことができるため、様々なパターンを試したい場合に便利だとされている。また、ライトプロテクトがかけられたSPDについてもプロテクトを解除して書き換えを行うことが可能で、編集後に再度プロテクトをかけることもできる。

 このほか、マザーボードや情報ツールに表示される型番名称も編集でき、好きな名称やメッセージを入力してオリジナルメモリにすることもできるという。

 対応メモリは288ピンのDDR4メモリ全般(RegisteredやLRメモリ含む)で、別売りの「260pin to 288pin SO-DIMM変換アダプター(cm2826d4)」を使用することでDDR4 SO-DIMMでも利用できる。

 本体サイズは150×25×50mmで、重量は43.2g。USBケーブル長は0.9mで、電源はUSBバスパワーで動作する。対応OSはWindows 10/ 8.1/ 7(すべて64bit版)で、「.NET Framework 4.5」以上のインストールが必要となる。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館]