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携帯ゲーム機やスマートウォッチにもなるArduino端末「M5Stack」が発売
オプションのモジュールを積み重ねて機能を拡張
2018年3月8日 06:05
オプションモジュールに積み重ねて拡張できる小型Arduinoモジュール「M5Stack」が登場、スイッチサイエンスによる国内向け製品が販売されている。
ツクモパソコン本店IIでは、本体(Coreモジュール)は「M5Stack Basic」など3種類、オプションはGPSモジュールやピンヘッダ・ソケットセットなど5つが販売中。
店頭価格(以下、税抜き表記)は、本体が4,158~10,680円、オプションが938~4,740円。
オプションモジュールに載せて機能を拡張できるArduino端末
M5Stackは54×54×17mmのコンパクトなプラスチックケースを採用したESP32ベースのArduinoモジュール。本体にはバッテリー(150mAh)やカラー液晶パネル(320×240ドット)、USB Type-Cポート、Groveコネクタ、microSDカードスロット、電源/リセットボタンなどが搭載されている。
Groveコネクタでセンサーなどの追加が可能なほか、Coreモジュールを同サイズのオプションモジュールに載せて機能を拡張できるのが特徴。モジュール同士を30ピンのピンヘッダ・ソケットで接続し、複数のモジュールを積み重ねることもできる。
スイッチサイエンスは、オプションとしてGPSモジュール、バッテリーモジュール(850mAh)、プロトモジュール(ユニバーサル基板)、ピンヘッダ・ソケットセットなどを用意。ピンヘッダ・ソケットセットはモジュールを重ねる際に使用する。このほか、今回は未入荷だが、M5Stackの公式サイトでは、スマートウォッチとして使うためのモジュールの情報も掲載されている。
また、Coreモジュールは、M5Stack Basicのほか、9軸加速度センサーを搭載した「M5Stack Gray」、M5Stack Grayにカバーパネルを付属した「M5Stack Faces」の3種類が用意。M5Stack Facesにはキーボードパネル、テンキーパネルのほか、十字ボタンなどを備えたパネルの計3つが付属し、携帯ゲーム機のようなスタイルでも使用できる。
[撮影協力:ツクモパソコン本店II]