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レトロPC向けのSCSI/SASI - CFカード変換に「シンプルで簡単」な新モデル

HDDイメージをCFカードへ書き込むだけでOK

(3/17 18:14更新)初回分の予約受け付け終了。
初出日時 3/17 0:00
写真はイメージCG

 CFカードをSCSI/SASI接続で使えるようにする「変換番長」の新モデルが登場、「変換番長Pro(CLPC-CFSxSI321)」がクラシックPC研究会から近日発売される見込みだ。

 家電のケンちゃんPCワンズのWebサイトでは、16日(金)から初回ロット(限定100個)の予約受け付けが行われた(17日夕方の時点で予約終了)。価格は税抜き14,800円(税込15,984円)。発売時期については「4月下旬より随時発送予定」としている。

 なお、クラシックPC研究会によると、「初期ロットから時間が経つにつれ、出荷台数減少とともに仕入れが高くなってしまう」という理由から、通常価格は税抜き23,800円(税込25,704円)となっている。

 変換番長Proは、CFカードをSCSI/SASIインターフェイスに接続して使うための変換アダプタ。HDDイメージファイルを書き込んだCFカードを、PC-9800シリーズやX68000シリーズなどのレトロPCに搭載されているSCSI/SASIインターフェイスに接続して、HDDとして使用できるようになる。

 同会曰く、今モデルのコンセプトは「シンプルで簡単」。SCSI/SASI IDの指定や、セクター長、ベンダー名、装置情報などのイメージファイルの設定を、外部ファイルなどを使わずに行なえ、面倒な作業をせずに使用できるとしている。「イメージファイル作成ツール」の配布も行なうとのこと(ダウンロードして入手)。

 3/17 18:14追記 クラシックPC研究会によると、用意した店舗向け各30個、直販向け30個の予約は終了したとのこと。なお、残り10個は展示、メンテナンス用。