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Gemini Lake搭載のIntel NUCが計2モデル、実売16,700円から

HDMIで4K/60Hz出力対応

 Intelの組み込み機器・モバイル向けSoCの最新モデル「Gemini Lake」シリーズを搭載したIntel NUCが初登場、Pentium Silver J5005搭載の「NUC7PJYH」とCeleron J4005搭載の「NUC7CJYH」が発売された。

 店頭価格は順に税込24,400円前後、税込16,700円前後(両モデルとも電源ケーブルは別売り)。販売ショップはパソコン工房 秋葉原BUYMORE店ドスパラ秋葉原本店ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館

HDMI 2.0aポートを2基搭載するNUC、DDR4 SO-DIMMに対応

 これらは、Gemini Lake世代のSoCを搭載したIntel NUC規格のPC自作キット。メモリとストレージ、OSを組み込むことで小型PCが完成する。

 搭載SoCのスペックは、Pentium Silver J5005が4コア/4スレッド、動作クロックが1.50GHz/ブースト時2.80GHz。Celeron J4005が2コア/2スレッドで動作クロックが2.00GHz/ブースト時2.70GHz。両者共通の仕様として、キャッシュメモリが4MBでTDPは10W。GPUはPentium Silver J5005がIntel UHD Graphics 605、Celeron J4005が Intel UHD Graphics 600を内蔵しており、どちらも4K解像度(60Hz)のデュアルディスプレイ出力に対応している。

外観や搭載インターフェース類は2モデル共通

 搭載SoCを除くとハードウェアの仕様は共通で、本体サイズは115×111×51mm。メモリスロットがDDR4 SO-DIMM×2(DDR4-2400、最大8GB)、ドライブベイは2.5インチSATA-SSD/HDD用×1(厚さ最大9.5mm)。

 搭載インターフェースはHDMI 2.0a×2、7.1chサウンド、1000Base-T LAN(Intel製)、IEEE 802.11ac無線LAN + Bluetooth 5(Intel Wireless-AC 9462)、USB 3.0×4(フロント/リアに各2ポート、うち充電専用ポート×1)、USB 2.0×2(内部)、SDXCカードリーダー(UHS-I)など。

Pentium Silver J5005搭載の「NUC7PJYH」
Celeron J4005搭載の「NUC7CJYH」

[撮影協力:パソコン工房 秋葉原BUYMORE店]