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HTC VIVEでAR体験が可能になる小型カメラ「ZED Mini」が店頭入荷

深度20mまで対応の「ZED Stereo Camera」も在庫あり

 VR HMDに装着することでAR体験が可能になるStereolabsのステレオカメラ「ZED Mini」がツクモパソコン本店で販売中だ。国内代理店アスク扱いの製品で、店頭価格は税抜き10万円。

HTC VIVEやOculus Riftに装着できる「ZED Mini」

 ZED Miniは、フロントに2基の400万画素カメラを搭載したカメラ。VRヘッドマウントディスプレイに装着して使用する小型カメラで、デュアルカメラによりマッピングした3D映像をリアルタイムでVR HMDに送信、シームレスなAR/MR体験を実現するという。

 製品紹介動画では、現実世界のオフィスを背景に、仮想の敵キャラクターのドローンやロボットなどと銃で戦闘するというユニークなデモが披露されている。

 マーカーや外部センサーを追加せずに使える手軽さがメリット。最高4,416×1,242ドットの高解像度や、WVGAモード(1,344×376ドット)時で100fpsの高フレームレートに対応するといったハイスペックも売りだ。

 他の解像度のフレームレートは、2.2Kモード(4,416×1,242ドット)が15fps、1080pモード(3,840×1,080ドット)が30fps、720pモード(2,560×720ドット、ステレオパススルーモード)が60fps。最大視野角は110度(D)×90度(H)×60度(V)、対応深度は0.1~12m。

 装着可能なVR HMDは、HTC VIVE、Oculus Rift。本体のサイズは124.5×30.5×26.5mm、重量は約62.9g。接続インターフェイスはUSB 3.0 Type-C。電源はUSBで供給される(5V、380mA)。対応OSはWindows 10/8/7、Linux。

【Turn your room into a battlefield - ZED Mini】

最大深度20mまで対応、「ZED Stereo Camera」も入荷

 このほか、同店には最大深度20mまで対応するステレオカメラ「ZED Stereo Camera」も入荷している。本体のサイズが175×30×33mm、重量が約159gと小型・軽量で、屋外に持ち出して様々な空間の3Dマッピングデータを作成することも可能としている。最高解像度は4,416×1,242ドット。最大視野角は110度。店頭価格は税抜き10万円。

[撮影協力:ツクモパソコン本店]