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人気のNAS向けHDD「WD Red」シリーズにキャッシュ倍増の8TBモデルが追加
2018年6月4日 11:05
Western Digital製NAS向けHDD「WD Red」シリーズの8TBモデルに新バージョンが登場、「WD80EFAX」が発売された。
店頭価格は税込27,000円前後。販売ショップはツクモeX.パソコン館、ツクモパソコン本店II、ツクモ12号店、パソコンショップ アーク、ドスパラ秋葉原本店。
NAS向けHDDの8TBモデル、キャッシュが増量
WD80EFAXは容量8TBの6Gbps SATA対応3.5インチHDD。2016年3月に発売された「WD80EFZX」の後継モデルで、キャッシュメモリが128MBから256MBに倍増し、内部転送レートも178MB/sから210MB/sへと向上している。一方、消費電力はアイドル時が5.2Wから5.3Wへ、リード・ライト時が6.4Wから8.8Wになるなど、全体的に上昇している。
そのほかの仕様は、パフォーマンスクラスが5,400RPM、動作音量がアイドル時27dB、シーク時29dB(平均)。MTBFは100万時間で、保証期間は3年間。
中小企業向けの上位モデル「WD Red Pro」の8TBにも新モデル
同社のNAS向けHDDはこのほかに、上位モデル「WD Red Pro」8TBの新モデル「WD8003FFBX」も登場している。こちらの店頭価格は税込42,800円で、販売ショップはパソコンショップ アーク。
2016年8月に発売された「WD8001FFWX」の後継モデルで、キャッシュメモリが128MBから256MBに倍増し、内部転送レートが205MB/sから235MB/sへと向上しているなどスペックアップしている点はWD80EFAXと同じ。同様に消費電力も多少増加しており、リード・ライト時が8.3Wから8.8Wになっている。ただし、アイドル時は5.2Wから4.6Wへ減少している。
そのほかの仕様は、インターフェースが6Gbps SATA、パフォーマンスクラスが7,200RPM、動作音量がアイドル時29dB、シーク時36dB(平均)。MTBFは100万時間で、保証期間は5年間。
[撮影協力:ツクモ12号店とパソコンショップ アーク]