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ラズパイ最新版「Raspberry Pi 3 Model B+」の店頭販売がスタート、通信機能などを強化
2018年6月11日 06:05
11ac無線LANやGigabit Ethernetを搭載したRaspberry Piの新モデル「Raspberry Pi 3 Model B+」が発売された。
ツクモパソコン本店IIには、ケースやUSB -ACアダプタ、RaspbianOSインストール済みmicroSDカードなどがセットになった「コンプリートスターターキット(Basic 16G)(型番TSI-Pi045-CSK-B16)」が入荷している。店頭価格は税抜き9,480円。
なお、9日(土)時点で在庫はごく少量。同店にはRaspberry Pi 3 Model B+単体モデルも近日入荷予定(その後、単体モデルも入荷)。
Raspberry Pi 3 Model Bの改良版、ネットワーク機能などが強化
Raspberry Pi 3 Model B+は、横85×縦56mmの小型基板を採用した英ラズベリーパイ財団によるシングルボードコンピュータ。
2016月3月に登場した「Raspberry Pi 3 Model B」のバージョンアップ版で、ネットワーク機能が、IEEE 802.11b/g/n/ac準拠の無線LAN(2.4GHz/5GHz)と、Gigabit Ethernet(USB 2.0接続、最高300Mbps)にそれぞれ強化されている。CPUクロックも200MHz向上し、1.4GHzとなった。
搭載プロセッサはBroadcom BCM2837B0(Cortex-A53、4コア)、メモリはLPDDR2 1GB。主な搭載機能・インターフェイスはGPIOヘッダ(40ピン)、HDMI(Type-A)、Gigabit Ethernet(RJ-45)、IEEE 802.11b/g/n/ac、Bluetooth 4.2/BLE、USB 2.0(4基、Type-A)、Micro USB、microSDカードスロット、オーディオ・コンポジットビデオ共用端子(3.5mmジャック)など。
電源はMicro USB(5V/2.5A)やGPIOヘッダ(5V)で供給可能。また、PoE(Power over Ethernet)が新たにサポートされており、別売りのアドオンボード「Raspberry Pi PoE HAT」を接続することで、LANケーブル経由での電源供給に対応する。
[撮影協力:ツクモパソコン本店II]