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メモリ3GBのGeForce GTX 1050が初登場、従来の2GB版と異なる仕様

 Pascal世代のエントリーGPU「GeForce GTX 1050」にメモリ3GBの新モデルが登場、Palitから「GeForce GTX 1050 StormX 3GB(NE51050018FE-1070F)」が発売された。

 店頭価格は税抜き15,260円。販売ショップはドスパラ秋葉原本店

CUDA数や動作クロックが向上した一方で、メモリバス幅は減少

 これは、GDDR5 3GBメモリを搭載したGeForce GTX 1050ビデオカード。一見すると、GDDR5 2GBメモリを搭載したGeForce GTX 1050のメモリ増量版のように見えるが、動作クロックやメモリバス幅など、仕様は大きく異なる。このため、NVIDIAのWebサイトでは従来のGPUを「GeForce GTX 1050(2GB)」、今回のGPUを「GeForce GTX 1050(3GB)」と分けて表記している。

 メモリ2GBモデルと比較すると、今回のメモリ3GBモデルはCUDA数が上位モデル「GeForce GTX 1050 Ti」と同じ768基(2GBモデルは640基)に増え、動作クロックもベース1,354MHz/ブースト1,455MHzから1,392MHz/1,518MHzに向上した一方で、メモリインターフェースが128bitから96bitに変更され、メモリバス幅も112GB/sから87GB/sに減少している。メモリクロックは7Gbpsで従来と同じ。

 今回登場したGeForce GTX 1050 StormX 3GBはシングルファン仕様のクーラーを採用したショート基板モデル。GPUの仕様はリファレンス通りで、映像出力はDisplayPort、HDMI、DL-DVI-D。カードサイズは166×112×38.7mmで、2スロットを占有する。補助電源コネクタは無し。

[撮影協力:ドスパラ秋葉原本店]