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IPv6対応のNEC製Wi-Fiルーターの上位モデル「Aterm WG2600HP3」が発売

下位の3ストリームモデルも入荷

 IPv6接続に対応したAtermシリーズルーターの4ストリームモデル「Aterm WG2600HP3(PA-WG2600HP3)」が発売された。

 店頭価格は税抜き15,980円(税込17,259円)。販売ショップはツクモeX.パソコン館

4ストリーム対応で最高伝送速度1,733Mbpsの「Aterm WG2600HP3」

 Aterm WG2600HP3はIEEE 802.11ac/n/a/g/b準拠の無線LANルーター。IPv6接続に対応した製品で、IPv4接続が混雑する時間帯でも快適な通信が可能としており、また今後提供予定のファームウェアで、独自のIPv6高速化技術「IPv6 High Speed」にも対応するとアピールしている。

 AtermシリーズのIPv6接続対応製品としては、先月に2ストリームモデルの「Aterm WG1200HP3(PA-WG1200HP3)」が発売されており、今回は4ストリーム対応の上位モデルとなる。2.4GHz帯、5GHz帯それぞれの送信/受信アンテナを各4本、本体に内蔵し、5GHz帯(11ac)では最高伝送速度1,733Mbpsに対応する。

 2016年10月に登場した前モデル「Aterm WG2600HP2(PA-WG2600HP2)」には無かった「ハイパワーシステム」が採用。無線回路などの設計の見直しにより電波性能が改善したといい、前モデルとの比較で、快適に無線通信できるエリアが約21%拡大、スループットが最高約32%アップしたとしている。

 全方向に電波を放射するという「ワイドレンジアンテナ」も搭載。本体の周囲360度方向に電波が満遍なく放射され、スマートフォンの持ち方(縦向き、横向き)や置き方に関わらず、しっかりと電波が届くという。

 本体のサイズ(約)は幅38×奥行き129.5×高さ170mm、質量は約0.6kg。有線インターフェイスはGigabit Ethernet×5(WAN×1、LAN×4)で、Aterm WG2600HP2にあったUSBポートは非搭載。付属品はスタンド、ACアダプタ、LANケーブルなど。

3ストリーム対応で最高伝送速度1,300Mbpsの「Aterm WG1900HP2」

 このほか、3ストリームモデル「Aterm WG1900HP2(PA-WG1900HP2)」が同時に発売されている。5GHz帯(11ac)での対応伝送速度は最高1,300Mbpsで、「ハイパワーシステム」も採用する。本体のサイズ(約)は幅33×奥行き110×高さ169.5mm、質量は約0.4kg。店頭価格は税抜き10,980円(税込11,859円)。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館]