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ASUSTORの低価格NASキットに新モデル、CPUクロックが向上

12TB HDDも搭載可能

 ASUSTORのエントリー向けNASキットにマイナーチェンジモデルが登場、「AS10 v2シリーズ」が発売された。ラインナップは2ベイモデル「AS1002T v2」と4ベイモデル「AS1004T v2」の2モデルで、店頭価格は順に税抜き17,500円、税抜き28,611円。

 販売ショップはツクモeX.パソコン館

CPUのクロックがアップし処理能力が向上

 AS10 v2シリーズは、3.5インチのSATA HDDを搭載可能なエントリー向けのNASキット。

 2015年9月に登場した「AS1002T」「AS1004T」のマイナーチェンジモデルで、搭載CPUであるMarvell製デュアルコアプロセッサ「ARMADA 385」には変更はないが、動作クロックが1.0GHzから1.6GHzにアップグレードされており、処理能力が向上したという。また、同社のNAS向けOS「ADM」は、出荷時から最新バージョンである3.1(記事執筆時)がインストールされている。

AS1002T v2

 主な仕様は、ストレージインターフェイスは6Gbps SATAで、1台あたりの最大容量は12TB。メモリ容量は512MBで、外部インターフェイスはGigabit Ethernet×1、USB 3.1×2を備える。ストレージのボリュームタイプはシングル、JBOD、RAID 0、1をサポートしており、AS1004T v2ではRAID 5と6、10も構築可能となっている。

 本体サイズ(W×H×D)はAS1002T v2が102×165×218mm、AS1004T v4が164×165×218mmで、重量は順に0.99kg、1.5kg。付属品はACアダプタ、AC電源コード、インストールCD、ネジ類、RJ45ケーブル(Cat 5e)、クイックインストールガイド。

AS1004T v2

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館]

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