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10GbE対応の9ベイNASがQNAPから、SSD専用ベイを4基搭載
このほか、8ベイNAS「TS-832X」も発売
2018年7月23日 11:05
5ベイNASと同じスペースで使えるという新デザインの9ベイNASがQNAPから登場、「TVS-951X-2G」、「TS-932X-2G」が発売された。
省スペースで使える9ベイNAS
これらは、5つの3.5インチベイの下方に4つの2.5インチSSDベイを搭載した10GbE対応の9ベイNAS。HDDとSSDを組み合わせたストレージを構築でき、パフォーマンスアップのためのSSDキャッシュや、アプリケーションの使用頻度毎にSSDとHDDに自動的に割り振るQtierテクノロジーに対応している。
それぞれのCPUとメモリは、TVS-951XがIntel Celeron 3865U(Kaby Lake/デュアルコア/1.8GHz)で、DDR4メモリ2GB(2GB×1)。TS-932XがAmazon Alpine AL-324(Cortex-A57/クアッドコア/1.7GHz)で、DDR4メモリ2GB(1GB×2)。Celeron 3865Uを搭載するTVS-951Xでは4Kビデオのリアルタイムトランスコーディングや、仮想PCを実行できる「Virtualization Station」に対応するなど、より高機能になっている。
本体サイズ(W×H×D)は共通で、225×182×224mm、重量は3.53kg。搭載インターフェースは、TVS-951Xが10GBASE-T×1と1000BASE-T×1、TS-932Xは10GbE(SFP+)×2と1000BASE-T×2。そのほか、HDMI(TVS-951Xのみ)、USB 3.0、スピーカー、3.5mmライン出力を備えている。
デュアル10GbE搭載の8ベイNAS「TS-832X」
QNAPからは上記モデルのほかに、Amazon Alpine AL-324を搭載した8ベイNAS「TS-832X-2G」も発売されている。店頭価格は税抜き113,704円。
10GbE(SFP+)を2ポート備えるほか、内部に2つのPCIeスロット(1つは無線LAN専用)が用意されており、無線LANカードやM.2 SSD変換カードなどを増設し、機能を拡張することができる。搭載メモリはDDR4-2400 2GB(2GB×1)。
本体サイズ(W×H×D)は329.3×188.2×279.6mm、重量は6.52kg。搭載インターフェースは10GbE(SFP+)×2、1000BASE-T×2。そのほかにUSB 3.0、スピーカー、3.5mmライン出力を備える。