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「M.3 SSD」の動作デモがOTTOServerで実施中、Samsung製4TB×3枚構成
デモ機は12コア/24スレッドXeon Gold×2やメモリ 384GBを搭載
2018年7月23日 06:05
データセンター向けのSamsung製NGSFF(Next Generation Small Form Factor) SSDが登場、コンピューターのおっとサーバ店 OTTOServer(千代田区神田錦町1-1 神田橋安田ビル1F)が店頭で動作デモを開始した。実施期間は約1週間としている。
AICのラックサーバー「SB127-LX」にXeon Gold 6146やNGSFF SSDを搭載
デモ機は、AICのラックサーバーキット「SB127-LX」に、12コア/24スレッドCPUのXeon Gold 6146を2基(計24コア/48スレッド)、メモリ384GB、容量4TBのNGSFF PCIe SSD「MZQLB3T8HALS-000AZ-001」を3基搭載したハイエンド仕様のもの。
3基のSSDはスパンボリュームで1ドライブ構成になっており、CrystalDiskMarkによるベンチマーク結果を見ることもできる。OSはWindows Server 2016 Standard(評価版)。
NGSFF SSDは、サーバー向けSSDの新たなフォームファクタで、ADATAなどは「M.3」という名称を使用。ラックマウントケースに最適化された細長の形状で、1Uラックでストレージを構成する場合、M.2 SSD(NGFF SSD)を使用した時と比べ、4倍以上の容量を実現できるという。
同店は、NGSFF SSDを取り扱う予定はあるが、納期については未定としている。価格は4TBモジュールの場合で30~35万円とのこと。
SB127-LXには36基ものNGSFF SSDスロットが装備されており、大容量ストレージの構築が可能。同店はSB127-LXのみの受注販売も行なっている。価格は税込820,800円(CPUやメモリ、SSDは別売り)で、納期は3週間後。
また、同店は、M.2 SSDをNGSFF SSDスロットに装着可能にする変換アダプタ「M3-FIXTURE」も入荷しており、展示が行なわれている。
[撮影協力:コンピューターのおっとサーバ店 OTTOServer]