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「M.3 SSD」の動作デモがOTTOServerで実施中、Samsung製4TB×3枚構成

デモ機は12コア/24スレッドXeon Gold×2やメモリ 384GBを搭載

Samsung MZQLB3T8HALS-000AZ-001(リムーバブルフレーム装着済み)

 データセンター向けのSamsung製NGSFF(Next Generation Small Form Factor) SSDが登場、コンピューターのおっとサーバ店 OTTOServer(千代田区神田錦町1-1 神田橋安田ビル1F)が店頭で動作デモを開始した。実施期間は約1週間としている。

AICのラックサーバー「SB127-LX」にXeon Gold 6146やNGSFF SSDを搭載

 デモ機は、AICのラックサーバーキット「SB127-LX」に、12コア/24スレッドCPUのXeon Gold 6146を2基(計24コア/48スレッド)、メモリ384GB、容量4TBのNGSFF PCIe SSD「MZQLB3T8HALS-000AZ-001」を3基搭載したハイエンド仕様のもの。

ラックサーバーキット「SB127-LX」
NGSFF SSDスロットを計36基装備
NGSFF SSD(上)とM.2 SSDとの比較

 3基のSSDはスパンボリュームで1ドライブ構成になっており、CrystalDiskMarkによるベンチマーク結果を見ることもできる。OSはWindows Server 2016 Standard(評価版)。

 NGSFF SSDは、サーバー向けSSDの新たなフォームファクタで、ADATAなどは「M.3」という名称を使用。ラックマウントケースに最適化された細長の形状で、1Uラックでストレージを構成する場合、M.2 SSD(NGFF SSD)を使用した時と比べ、4倍以上の容量を実現できるという。

 同店は、NGSFF SSDを取り扱う予定はあるが、納期については未定としている。価格は4TBモジュールの場合で30~35万円とのこと。

MZQLB3T8HALS-000AZ-001×3基搭載
SSD 1枚あたり容量は4TB
ベンチ結果

 SB127-LXには36基ものNGSFF SSDスロットが装備されており、大容量ストレージの構築が可能。同店はSB127-LXのみの受注販売も行なっている。価格は税込820,800円(CPUやメモリ、SSDは別売り)で、納期は3週間後。

SB127-LXの内部の様子
SB127-LXの仕様
背面
Xeon Gold 6146を搭載
CPUは合計24コア/48スレッド
合計384GBのメモリを搭載

 また、同店は、M.2 SSDをNGSFF SSDスロットに装着可能にする変換アダプタ「M3-FIXTURE」も入荷しており、展示が行なわれている。

M.2 SSD→NGSFF SSD変換アダプタ

[撮影協力:コンピューターのおっとサーバ店 OTTOServer]