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MSXでSG-1000のゲームを動かすためのアダプタ「MEGA MSX ADAPTER」

ギアコンバーターを介してSG-1000のソフトを接続

 レトロPCのMSXで、セガのレトロゲーム機であるSG-1000のソフトを動作させるためのキット「MEGA MSX ADAPTER」の取り扱いがBEEP 秋葉原店で始まった。

 「tanam」氏が製作した同人ハードで、同店ではセット品「MEGA MSX ADAPTER(V1.1完成品)&SG-1000Loader(完成品)セット」として販売されている。なお、動作には「ギアコンバーター」などのオプションも必要。

 店頭価格は税抜き3,200円。ただし、取材時点で売り切れ。店頭では動作デモが行われている。

MSX-DOS無しで使用できる「SG-1000 Loaderカートリッジ」とのセット

 MEGA MSX ADAPTERはMSXでSG-1000用ソフトを動作させるためのカートリッジ基板。サイバーガジェットの「レトロフリーク用ギアコンバーター(CY-RF-5)」といったカートリッジ用アダプタを基板の上側に接続し、MSXに基板の下側を接続する構造で、MSXでROMの「吸い出し」を行なって起動することができるという。ただし、動作しなかったMSXや、吸い出せなかったソフトもあるとのこと。

MEGA MSX ADAPTER(左)とSG-1000 Loaderカートリッジ(右)
価格は税抜き表記
MSXに接続した状態

 MEGA MSX ADAPTERを使うにはMSX-DOSも必要だが、同氏が製作したMSX用カートリッジ基板「SG-1000 Loaderカートリッジ」を併用すればMSX-DOS無しで使用できる。この場合は、MSXに2基のカートリッジ用スロットが搭載されている必要がある。同店が販売しているセット品は、このSG-1000 Loaderカートリッジを同梱したものとなっている。

2つのカートリッジを挿した状態
動作の様子

[撮影協力:BEEP 秋葉原店]