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古民家を改装した譲渡型保護猫カフェ「ちよだニャンとなるcafe」が10月22日にオープン

「東館」の一部を使用
周辺の様子

 秋葉原の古民家を改装した猫カフェ「ちよだニャンとなるcafe」が10月22日(月)にオープンする。「譲渡型保護猫カフェ」で、元旅館の建物を再利用している。場所はe☆イヤホン 秋葉原店が営業しているカンダエイトビルの近く(千代田区外神田4-8-12)。

 この猫カフェは、千代田区で飼い主のいない猫を保護する活動などを行なっている一般財団法人「ちよだニャンとなる会」による店舗。「譲渡型保護猫カフェ」を標榜しており、店内で保護猫と触れあうことができるほか、ミニギャラリーでの猫の絵や写真の展示、チャリティ猫グッズの販売などが行なわれる。猫がテーマのセミナー・ワークショップの定期開催も予定しているという。

 店舗の営業には昭和27年に建設されたという元旅館「東館」の一部を使用する。同会は助成金も使用して老朽化した建物の改装工事を行なっていたが、このほかに猫カフェとしての空間設計や内装の費用に充てるとして、クラウドファンディングサイト「Readyfor」で募金を行なっている。

 なお、Readyforでの資金の受け付けは10月12日(金)まで。当初の「第一目標金額」である400万円には到達したが、工事費用の補填や、エアコン・キャットタワーなどの設備の充実のため、9月12日(水)に改めて目標金額を700万円に設定したという。

 ちなみに、9月22日(土)に行なわれた店舗の内覧会(プレオープン)には、同区の石川雅己区長が来場したとのこと。同区は2011年から今年まで「猫の殺処分ゼロ」を実現しており、また同会との共同でチャリティイベント「ちよだ猫まつり」を開催している。