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Raspberry Pi内蔵のアーケードゲーム筐体を製作できる基板が入荷
2018年10月15日 00:05
アーケードゲーム筐体のレバーやボタンをRaspberry Piで利用する事ができるという基板が登場、「VGA15KHz入力付きPCtoJAMMAアダプターカード」がKVC lab.で販売中だ。
店頭価格は税抜き8,980円(税込9,698円)。
JAMMA規格のコントロールボックスにラズパイを接続できるようにする基板
これは、JAMMA規格に対応するコントロールボックスにRaspberry Piを接続できるようにするための基板。基板上にはJAMMA規格の接続端子やUSBコネクタ、VGA入力端子、音声入力端子を備えており、Raspberry PiとはUSBケーブルとVGAケーブルを接続して利用する。Raspberry Piが持つ映像出力端子はHDMIのため、別途HDMI - VGA変換ケーブルを用意する必要がある。
なお、アーケードゲーム筐体のディスプレイに映像を出力するためには、Raspberry Piの映像信号を15KHzに変更する必要があるという。同店はOSにRetroPieを利用した際の設定方法を解説しており、付属のマニュアルでconfig.txtの編集項目を説明している。このほか、基板には音声/映像アンプが搭載されており、付属のケーブルを利用することで、アーケードゲーム筐体側のスピーカーから音声を鳴らすこともできるという。
同店ではRaspberry Piの環境構築方法などについては「サポート外」としている。
[撮影協力:KVC lab.]