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ノートPCよりも高速な新型iPad Proがデビュー、Face IDとUSB Type-Cをサポート
2018年11月7日 22:05
AppleからFace IDとUSB Type-Cを搭載した新型「iPad Pro(Wi-Fiモデル)」が登場した。11インチと12.9インチの2サイズに、それぞれストレージ容量の異なる4モデルと、シルバーとスペースグレイの2色のカラーバリエーションが用意されている。
店頭価格は11インチが税抜き89,790~172,790円、12.9インチが税抜き111,790~194,790円。販売ショップはソフマップAKIBA③号店 Mac Collectionなど。
そのほか、ペン型入力デバイス「Apple Pencil(第2世代)」や、カバーにもなるモバイルキーボード「Smart Keyboard Folio」など、対応周辺機器も同時発売されている。なお、前モデル用のApple Pencilや、Smart Keyboardとの互換性はない。
ソフマップAKIBA③号店 Mac Collectionでは、11インチモデルとSmart Keyboard Folioの展示が始まっているほか、スタッフに声をかければApple Pencilの試用も可能だ。
ベゼルがスリムになった“オールスクリーン”のiPad Pro
新型iPad Proは、HDRに対応したLiquid Retinaディスプレイ搭載のタブレット端末。ディスプレイ解像度は11インチモデルが2,388×1,668ドット、12.9インチモデルが2,732×2,048ドットで、リフレッシュレート最大120Hzの「ProMotionテクノロジー」や、現実世界に近い色合いを表現できる「広色域ディスプレイ(P3)」に対応している。搭載プロセッサは7mm製造プロセスの「A12X Bionic」で、製品情報によると「ほとんどのノートパソコンよりも高速」だという。
前モデルとの外観上の違いは、ホームボタンが無くなりベゼルがスリムになったオールスクリーンのデザインを採用したことや、指紋認証「Touch ID」にかわるTrueDepthカメラと機械学習による顔認証「Face ID」のサポート、Lightning端子のかわりにUSB Type-Cを搭載したことなど。また、イヤホン端子が廃止されている。
本体サイズは11インチモデルが247.6×178.5×5.9mmで、重量は468g。21.9インチモデルが280.6×214.9×5.9mmで、重量が631g。バッテリー動作時間はどちらも最長10時間。
主な搭載機能・インターフェイスは無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5、リアカメラ(12メガピクセル)、フロントカメラ(7メガピクセル、TrueDepthカメラ)、4スピーカーオーディオ、3軸ジャイロ、加速度センサー、気圧計、環境光センサーなど。付属品はUSB-C充電ケーブル(1m)と18W USB-C電源アダプタ。
[撮影協力:ソフマップAKIBA③号店 Mac Collection]