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Ryzen Threadripper向け水冷クーラー「LIQTECH TR4 II」が発売

TDP 500W超をサポート

(11/17 19:19更新)販売スタート。
(11/16 21:05更新)製品写真を追加。
(11/14 21:30更新)予価と販売予定店舗、製品写真を追加。
初出日時 11/14 12:05
写真は240mmサイズの「ELC-LTTRTO240-TBP」

 アドレス指定型のRGB LEDを備えたRyzen Threadripper用水冷クーラー「LIQTECH TR4 II」シリーズが17日(土)に発売された。メーカーはENERMAXで、ラジエータサイズが240mm(ELC-LTTRTO240-TBP)、280mm(ELC-LTTRTO280-TBP)、360mm(ELC-LTTR360-TBP)の3モデルが用意されている。店頭価格は(以下、税込表記)は順に21,800円、23,800円、27,800円。

 販売ショップはツクモeX.パソコン館ツクモパソコン本店パソコン工房 秋葉原BUYMORE店パソコンショップ アーク

Socket TR4/SP3対応のハイエンドPC向け簡易水冷キット

 LIQTECH TR4 IIは、Ryzen ThreadripperのSocekt TR4や、EpycのSocket SP3をサポートした水冷タイプのCPUクーラー。両CPUの巨大なヒートスプレッダを100%カバーする大型の銅製ベースプレートにより熱の伝導効率が向上したとされており、最大450リットル/時という高流量を誇るEF1ポンプデザインと合わせ、TDP 500W超の冷却性能を実現したという。

 2017年9月に発売された「LIQTECH TR4」の後継モデルで、新たに280mmラジエータモデルが追加され、CPUの水冷ブロックにアドレス指定型のRGB LEDを搭載している。RGB LEDは付属の「ENERMAX RGBコントロールボックス」や、各社の対応マザーボードと接続することでイルミネーションを楽しむことができる。

 ラジエータのサイズは、240mmモデルが274×120×39mm(120mmファン×2搭載)、280mmモデルが313×140×28mm(140mmファン×2搭載)、360mmモデルが394×120×28mm(120mmファン×3搭載)。1つあたりのファンの仕様は、120mmが回転数500~2,300rpm(±10%)、ノイズレベルが14~28dB、風量が23.81~102.17CFM。140mmが500~1,500rpm(±10%)、ノイズレベルが14~25dB、風量が31.86~80.71CFM。ポンプのMTBFは10万時間。

240mmモデル(ELC-LTTRTO240-TBP)
280mmモデル(ELC-LTTRTO280-TBP)
360mmモデル(ELC-LTTR360-TBP)

[撮影協力:ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館パソコン工房 秋葉原BUYMORE店]