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ASUSのゲーミングスマホ「ROG Phone」が直輸入、2.96GHz動作のSnapdragonを搭載

本体冷却用の外付けファンも付属

 ASUSのゲーミングブランド「ROG」を冠したスマートフォンが登場、「ROG Phone(ZS600KL)」がイオシス アキバ中央通店で販売中だ。

 同店が海外から直輸入したモデルで、店頭価格は税込139,800円。

冷却ファンなどの拡張ユニットを装着できる6インチサイズのSIMフリースマホ

 ROG Phone(ZS600KL)は、2,160×1,080ドットの有機ELディスプレイやオクタコア/2.96GHz動作のSnapdragon 845、Android 8.1を搭載した6インチの海外向けSIMロックフリースマートフォン。メモリ容量は8GB、ストレージ容量は128GB。

 ユニークな機能として、本体に様々な拡張ユニットを装着できるようになっており、付属品として背面に装着する冷却ファン「AeroActive Cooler」が用意されている。このほかの拡張ユニットは別売りで、ニンテンドーDSのように2画面タイプの携帯ゲーム機風にできる「Twinview Dock」や、Nintendo Switchのように両手で挟んでゲームができるコントローラー「Gamevice」、テレビに出力できる「Mobile Desktop Dock」などがラインナップされている。なお、同店にはこれら拡張ユニットは未入荷。

 ディスプレイはゲーマー向けをうたっており、コントラスト比は10,000:1、リフレッシュレートは90Hz、応答速度1ms、HDR対応といったスペックを持つ。このほか、ゲーム向けモード「Xモード」を搭載し、メモリの開放や割り込みの無効化などが可能となっている。

本体正面
本体下部の様子。USB Type-Cコネクタとイヤホンジャックを搭載
2.96GHz動作のSnapdragon 845を搭載
背面に冷却ファン「AeroActive Cooler」を装着した様子
AeroActive Coolerが付属
本体左側面の様子。拡張ユニット用コネクタを備える

 主な搭載デバイス・インターフェイスは、IEEE 802.11ac無線LAN、Bluetooth 5.0、1,200万+800万画素リアカメラ、800万画素フロントカメラ、NFC、USB Type-C(本体下部)、イヤホンジャック、USB Type-C兼用の拡張ユニット用コネクタ(左側面)など。

 端末はデュアルSIM対応で、同店によると対応ネットワークはFDD-LTEがバンド1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/28/29/32、TDD-LTEがバンド34/38/39/40/41/46、3G(W-CDMA)がバンド1/2/3/4/5/6/8/19など。国内での利用の可否は不明。

 本体サイズは158.83×76.16×8.65mm、重量は200g。バッテリー容量は4,000mAh。

 なお、ROG Phoneの国内向けモデルについては14日(水)段階で発表されていないが、ASUS JAPANは16日(金)に「SIMロックフリーの“ゲーミングスマートフォン”新製品発表会」を開催予定。国内向けモデルはこのイベントで発表される可能性が高い。

独特な形状のパッケージを採用
パッケージ

[撮影協力:イオシス アキバ中央通店]