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2つのマザーに電力を供給できる電源「REVOLT X PSU」が登場、80PLUS PLATINUM認証取得

デュアルシステム対応のケースも同時発売

 2枚のマザーボードに電源を供給できる米Phanteksの1,200W電源「REVOLT X PSU(PH-P1200PS)」が発売された。

 店頭価格は税込42,984円で、販売ショップはパソコンショップ アークツクモeX.パソコン館オリオスペック。国内販売元はアイティーシー。

 このほか、2枚のマザーボードを内蔵できるPhanteks製のミドルタワーケース「ENTHOO EVOLV X GLASS(PH-ES518XTG_DBK01_DU_JP)」も同時に発売されている。こちらの店頭価格は税込46,418円で、アイティーシーによれば「日本専用パック仕様」という。

2枚のマザーボードに同時に電力の供給ができるATX電源「REVOLT X PSU」

 REVOLT X PSUは、80PLUS PLATINUM認証を取得した容量1,200WのATX電源。

 24ピン(20ピン+4ピン)のメイン電源コネクタ×2基と、8ピン(4ピン+4ピン)のEPS/ATX 12V電源コネクタ×4基を用意し、2枚のマザーボードへの電源供給に対応している。同社によるとマザーボード毎に電源をON/OFFできるほか、各ボードの電力消費に応じて供給する電力をコントロールする機能を備えるという。長期の12年間保証が付属するのも特徴。

 本体サイズは幅150×高さ86×奥行き170mm。内蔵ファンは135mmサイズ。電源ケーブルは外部・内部の全てが着脱可能で、上記以外の内部ケーブルについてはPCIe 8ピン(6ピン+2ピン)電源コネクタ×8、SATA電源コネクタ×16、ペリフェラル電源コネクタ×3が用意されている。

2枚のマザーボードを内蔵してデュアルシステムが構築できるタワー型PCケース「ENTHOO EVOLV X GLASS」

 同時に発売されたPCケース「ENTHOO EVOLV X GLASS」は、2枚のマザーボードを内蔵してデュアルシステムを構築することができるタワー型のPCケース。厚さ4mmの強化ガラスを使用したサイドパネルを左右に備え、内部の高い視認性を確保したほか、どちらのパネルもリアのヒンジを軸にドアのように開くことができる。

 なお、ATX電源ベイは1基なので、デュアルシステムを構築する場合は前述のREVOLT X PSUのような対応電源が必要となる。

 本体サイズは幅240×高さ520×奥行き510mm。対応マザーボードのタイプはE-ATX、ATX、microATX、Mini-ITX。拡張カードスロットは7基。ドライブベイはシャドウタイプのみで、ベイ数は3.5/2.5インチ×4、2.5インチ×6。ケースファンはフロント140mm×2、リア140mm×1。ラジエーターの最大対応サイズはフロントが420mm、トップが280mm、リアが140mm。

[撮影協力:パソコンショップ アーク]