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NEOGEO miniの映像をアーケード筐体に出力できる改造基板が登場

Arcade1Upに対応

 組み立て式のアーケードゲーム筐体「Arcade1Up」の液晶ディスプレイにNEOGEO miniなどの映像を出力できるようにする改造基板が登場、「Arcade1Up改造用 汎用映像入力ボード」が発売された。

 店頭価格は税抜き4,611円(税込4,980円)で、販売ショップはKVC lab.

Arcade1UPの液晶ディスプレイにHDMI/DVI/VGA入力を追加する改造基板

 この基板は、Arcade1Upの液晶ディスプレイに外部映像入力端子を追加する改造基板。Arcade1Upの液晶ディスプレイ背面にあるゲームユニット基板と交換して設置する製品で、HDMI/DVI/VGA入力が可能となる。

 対象となる液晶ディスプレイは「M170ETN01系」で、同店では海外で販売されているStreet Fighter II版のArcade1Upで動作確認を取ったとしている。

 なお、ゲームユニット基板を取り外す必要があるため、元のゲームを遊ぶことはできなくなる(再接続し直せばプレイ可能)ほか、「Arcade1Upのメーカー保証は無くなる可能性がある」(同店)ため注意が必要。

 付属品はメインとなる基板、表示位置などの微調整をするための操作パネル、操作パネル接続用のフラットケーブル、インバーター、電源ケーブル、液晶ディスプレイ接続ケーブル、簡易マニュアル。同店によればStreet Fighter II版 Arcade1Upで利用する際はインバーターと電源ケーブル、液晶ディスプレイ接続ケーブルは使用しないという。

 なお、現状ではレバーやボタンと言った筐体のコントロールパネル部分は接続したゲーム機で使用することはできないが、同店によればコントローラー部分の改造接続をすることで、筐体での操作も可能になるという。

店頭デモの様子
NEOGEO miniの映像をArcade1UPに出力している
ゲームの操作はNEOGEO mini側で行う必要がある
出力されている映像の様子

[撮影協力:KVC lab.]