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自作キーボードの専門店「遊舎工房」が末広町駅近くにオープン
購入したパーツをその場で組み立てできる「工作スペース」もあり
2019年1月17日 07:05
日本初を謳う自作キーボード専門店「遊舎工房」が13日(日)にオープンした。店舗は末広町駅から徒歩5分程度のビルの1階にあり、住所は東京都台東区上野3-6-10 ユニオンビル 1階。
店内には購入したパーツですぐに組み立てが行なえる工作スペースや、一般ユーザーが自作のキーボードを販売できるレンタルボックスも用意されている。
自作キーボード向けパーツの購入から組み立てまでできる専門店
遊舎工房は、キーボードの自作キットや関連するパーツ、アクセサリーを販売するショップ。昨年からWebサイトで受注や販売などの営業を行なっていたが、サンプルなどを実際に見たいといった声が多く寄せられていて、今回の実店舗のオープンに至ったという。同店は「日本初の自作キーボード専門店」とアピールしている。
店舗では自作キーボードキット、キースイッチ、キーキャップ、各種のパーツ・アクセサリーなどを扱う。ネジやスペーサーといったパーツはミリ単位で用意し、また海外の通販でしか購入できなかった製品も在庫し、実際に見て購入することができるという。
店頭価格は自作キーボードキットは1万円~1.5万円前後から、キースイッチは1個50円前後から、キーキャップは1個50円前後からで、例えば50キータイプのキーボードであれば1万5千円程度から具材を揃えられるという。
また、店内には工作スペースが用意されており、購入したキットやパーツなどを用いてキーボードの組み立てを行なうことができる。組み立てで分からないことがあればスタッフが教えてくれるとのことなので、“自作デビュー”の場としても活用できそうだ。
なお、工作スペースには半田ごてやドライバーなど、キットの組み立てに必要な工具が一通り揃っており、これらを利用してキーボードの組み立てが可能。工作スペースは1月末までは無料で利用でき、2月以降は2時間500円(税込)で利用できるという。
このほか、販売スペースにはレンタルボックスが設置されており、一般ユーザーが自作したキーボードやキーキャップ、ケースなどを展示し、販売することができる。イベントも定期的に実施するといい、“企画持ち込み”でイベントを開催する人も募集するという。イベントスペースの座席数は12。
[撮影協力:遊舎工房]